スポーツカーだけでなくハイソカーやワゴンへの憧れも
と、スポーツカーだけに憧れていたわけではないのが、まさにいい時代。ハイソカーブームの流れを受けて、白いトヨタ・マークIIやその兄弟はサルーンとして人気が高かった。また、ワゴンブームが到来したのもこの時期だが、その立役者であるスバル・レガシィそのものが憧れに。さらにシーケンシャルのターボを採用したGTはさらにそのなかでも憧れだった。
また、価格が安い身近な憧れというのもけっこうあって、ABCトリオと呼ばれた軽自動車スポーツの、マツダAZ-1、ホンダ・ビート、スズキカプチーノ。さらにはマツダ・ロードスターなど、いろいろとあった。今思えば、クルマそのものが輝いていた時代でもあったのだ。