ひたむきに作業を続ける姿に職人魂を感じる
さて、職人取材の1回目は、山形県天童市の有名な将棋の駒作り。若き藤井聡太七段の大活躍で盛り上がっている将棋界だが、その駒はどんな風に作られているのだろうか?
訪ねたのは、市内の老舗「栄春堂」さん。職人さんというか、駒作りの匠はこちらを振り向きもせず、真剣に将棋の駒を削っている。この道40年の匠の仕事ぶりを拝見して、少しお話を伺ってみた。将棋の駒は材料の木の選別から始まり、駒になるまで大変な過程を経ていることがよくわかった。それにしても職人さんは静かで無口だが情熱が伝わってくる。この感覚が日本の良さだ、と感心。
ここで、天童独特の招福の駒「左馬」を思わず購入した。口がよくしまって、入ったお金が散逸しないという左馬は、商売繁盛の守り駒。帰ってから家の神棚に飾っておこう。楽しいアテンザ・ドライブは計800㎞の旅だった。高速道路が長かったが燃費はリッターあたり約15㎞。
自分のアテンザが古臭く思えてしまったことは、このドライブを引き受けたことの失敗か? トータルでは静かで快適な東北ドライブに満足満足。細かいところで気になる部分はあるがマツダのディーゼルエンジン車はこれからも大いに注目していきたいと思う。