高い走破性はもちろん、安全性をプラスして魅力を高めた
三菱自動車は、2018年度内に発売を予定しているオールラウンドミニバン「デリカD:5」の新型モデルを、東京オートサロン2019に参考出品すると発表した。また、その予約注文をスタートさせている。メーカー希望小売価格は約385万〜約425万円となる予定。
新型デリカD:5は高い悪路走破性を備え、「さまざまな道路状況において乗員や荷物を目的地まで確実に運ぶクルマ」という歴代モデルが採用してきたコンセプトを継承。高い4WD技術や個性的なエクステリアデザインのほか、新型モデルでは最新の予防安全技術も採用して進化を果たしている。
エクステリアは、三菱自動車のフロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」に加え、特徴的な縦型のLEDヘッドライトを採用。ひと目でデリカD:5とわかる特徴的なデザインに。
リヤのコンビネーションランプはリヤゲートガーニッシュと連続性をもたせたことで、ワイド感を表現。外側ギリギリまで光らせることで、特徴的なリヤビューを演出する。
ボディカラーは新開発のエメラルドブラックパールを新規開発。歴代のデリカが採用してきたグリーンも継承している。
インテリアは、インパネデザインを一新。三菱自動車のインパネに取り入れている水平基調のホリゾンタルアクシスというコンセプトに基づき、走行時の車体姿勢が掴みやすいデザインとなっている。パネルにはサバ杢(原木が二股に分かれるサバ部分)柄の立体木目を採用。上質さも備えている。
新型より、デリカD:5アーバンギアと名付けられたニューフェイスも追加。ノーマルモデルと比べ、より都会的で高級感あるデザインを採用。よりスタイリッシュな印象を与えるフロントグリルやフロントバンパー、ドアガーニッシュによりダイナミックさが高められている。
インテリアはバール杢(根の近くのコブにできる希少価値の高い木目)を再現。艶の高い青みの黒木目をアクセントにしている。
歴代モデルで初採用となる予防安全技術「e-Assist」は、衝突被害軽減ブレーキや後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付き)、後退時車両検知警報システムなどにより、安全性を大幅に向上。レーダークルーズコントロールも採用され、長距離ドライブの疲労軽減にも貢献する。
パワートレインは2.2Lクリーンディーゼルエンジンに、新開発の8速スポーツモードATを組み合わせる。ディーゼルエンジンは排出ガスをクリーンに浄化する尿素SCRシステムを三菱自動車として初採用した。電子制御4WDはあらたにヨーレイトフィードバック制御を追加したことで、旋回時のハンドル操作に忠実な車両挙動を実現する。
なお、現行デリカD:5もガソリンモデルは、継続販売されるとのことだ。
新型デリカD:5特設サイトはこちら。
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/new/