クルマ好きでも意外と知らない! ナンバープレートのメンテナンス方法とは

美しく見せるには消しゴムが有効

 ボディ、そしてタイヤやホイールといった足まわりに関してはせっせとお手入れをするのだが、意外に忘れがちなのがナンバープレート。なんとなく、どうやっていいのかわからないという感じだろうか。

 せいぜいきれいにするのは、虫がこびりついたときぐらいかもしれない。じつはナンバープレートがきれいだと、ボディ全体が引き締まって見えるので、ぜひお手入れしてほしい部分ではある。

 まず日頃のお手入れとして、ワックスがけが基本。ただしコストの関係かナンバープレートは塗装が弱いので、コンパウンドが入ったホワイト系ワックスや水アカ落としを謳ったものは避けるのがポイントだ。

 汚れが目立つ場合は、シャンプーでさっと洗ってやるか、白い部分だけホワイト系のワックスを丁寧にかけてやる。その際、指先にタオルを巻いて、少しずつやるのがコツで、角の部分は塗装が薄いので緑がはげないように文字部分にはできるだけ当たらないようにする。

 ただし、汚れで文字がぼやけてくることもある。この場合は、歯ブラシにカーシャンプーを付けて、文字の輪郭をなぞるようにしてきれいにしていくといい。もちろん、この際もゴシゴシやるのは厳禁だ。またピンポイントであれば、消しゴムでこすると真っ白になる(全部かけてもいいが)。

 そしてもうひとつのお悩みが曲がりだ。アルミなので曲がりやすく、軽いものなら手で戻せるが、グニョグニョなってしまった場合はどうすればいいか? 封印がないブレートにしか使えないが、裏技的なもので対応可能。外して、ダンボールの上に裏向きに置いて、軽く足で踏んでやるとまっすぐ元に戻る。キズが心配なら、タオルで巻いてからやるといいだろう。

 それでも元に戻らない場合は、陸運局で申請するとナンバーを交換してくれるし、同じ数字がいい場合でも作ってくれるので、こだわりのナンバーの場合でも安心だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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