スローパンクチャーだと発見しづらい
タイヤはパンクをすれば空気は抜ける。これは当然のこと。でも、知らない間にタイヤがぺったんこになっていたり、スタンドで給油しているときに「タイヤの空気減っていますね」と言われることもある。タイヤというゴムでしっかりと密閉されているのに、空気は抜けるのか? と思うかもしれないが、結論から言うと抜けるのだ。
抜ける理由は大きくふたつあって、まずじつはパンクしている場合。スローパンクチャーとも呼ばれ、タイヤとホイールの間が変形してすき間ができて抜けるのと、表面に釘などが刺さってそこから少しずつ抜けている場合がある。最近のクルマはチューブレスタイヤなので、タイヤ自体が空気を保持する必要があり、釘が刺さっても穴が広がらないのが特徴。つまり刺さった釘自体がフタになってしまうわけだ。そうなると、数週間かけて空気が抜けることもあり、気がつきにくい。