小柄な女性はN-BOXかスペーシアが運転しやすい
続いて比較するのは、運転しやすさ。ママになってから、必要に迫られて久しぶりに運転を再開する、という人も多いですよね。軽自動車だからそもそものサイズが小さいし、デザインも直線基調だから、基本的にはどれも運転しにくい、ということはないのですが、体格が小柄な人は要注意。
しっかりと運転ポジションを合わせないと、視界が悪くなるため障害物を見逃してガリッとこすっちゃった、なんてことにもなりかねません。小柄な人にオススメしたいのは、従来よりも運転席のヒップポイントを30mmほど高めて、運転しやすさにこだわったというN-BOXとスペーシア。
N-BOXは、フロントガラス両側の柱をわずか54.7mmにまで細くして、広〜い視界を確保しているのもポイントです。それに対してタントの運転ポジションは、ちょっと小柄な人にはブカブカ感があるかもしれません。購入前に試乗して、しっかりチェックしてくださいね。
安全装備は、3モデルともメーカー最新の技術が投入されていて、衝突回避・被害軽減ブレーキをはじめ、誤発進抑制機能(前方および後方)、オートハイビーム(スズキはハイビームアシスト)などが揃います。でも追従式のACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や車線維持のためのステアリング制御機能(LKAS)といった、運転支援技術が搭載されるのは、N-BOXだけです。それらは主に高速道路での作動を目的としたものなので、市街地メインで使うなら恩恵はないですが、ロングドライブも頻繁にするとなると、あれば安心な機能です。