ボディサイズ拡大で室内空間もより快適に
BMWはCセグメントセダンの世界的ベンチマークである3シリーズをパリサロン2018でワールドプレミアした。7世代目となる新型はおよそ7年ぶりとなるフルモデルチェンジだ。
ボディサイズは全長4709mm×全幅1827mm×全高1442mmで、ホイールベースは2851mmとなる。現行モデルに比べるとひとまわり大きい。
大型のキドニーグリルや新デザインのLEDヘッドライトが特徴的で、5シリーズに近い質感を備えている。テールランプは従来のイメージを一新するL字型のデザインが採用された。
インテリアは8シリーズや新型Z4にも共通する新世代のインターフェイスを搭載し、質感も大きく向上している。室内空間はボディサイズ拡大により広くなり、トランクスペースは480Lを確保。よりコンフォート性能を高めている。
重量は最大50kg軽量化され、重心は現行に比べ約10mm下がるなど、スポーツセダンとしての性能を高めているのも見逃せない。もちろん重量配分は50:50だ。
エンジンは出力違いの2L直4ターボが2種類、2L直4ディーゼル、直6ディーゼルがラインアップ。よりハイパワーな258馬力を発生する330iの2Lターボは新開発となっている。