大物ゲストの登場に会場も騒然!
今年もパリサロンへ。パリのモーターショーは今年で120周年を迎えた世界最古のモーターショーです。9月30日には盛大なパレードが行われたそうですが、私は例年通り10月2日のプレスデーから取材スタート。パリは寒い! そしてパリの朝7時半は……真っ暗。
このところ、プレスカードもデータがメールで送られてくるので、プリントアウトの必要は無いのかと思いきや……やはり必要でした。自分でプリントアウトしていかないと、写真無しのプレスカードになってしまうのです。トホッ(涙)
そんなこんなで朝1発目はメルセデス・ベンツのコンファレンス。例年通り安定の有名歌手のライブ演出。今回はLea Paci。それにしても少し出遅れると、実車も出演者もまったく見えず、モニターで見るという……。ちなみにメルセデスの目玉は新型「Bクラス」と「GLE」でした。
モーターショー会場内の移動は、プレスデー期間中は「フランクフルトショー」同様、各自動車メーカーがクルマを出してくれます。プレスコンファレンスやインタビュー時間に合わせて各ホールを移動するので、これはとても助かる! ちなみにこのマークが目印です。
会場を歩いていると何やら不思議な感じの小さなスポーツカーを発見! フランスの玩具メーカー「MECCANO(メカノ)」のもので、メタル製!「メタル版レゴ」といった感じ。販売されているのはもっと小さいもので39.99ユーロですが、なんかお洒落〜。
プレスコンファレンスで面白かったのは「シトロエン」。シトロエン初のPHEV「C5エアクロスSUVハイブリッド」を、パフォーマーを使ったエンタテイメントで紹介。こういう演出はときどきされますが、なかなかよくできていました。ちなみに市販は2020年。
パリサロン120周年記念パレードで先頭を務めた、1898年生まれのルノー1号車「ヴォワチュレット」も展示されていました。色も素材もしっかりデザインされていて、このころからレザーのシート、木のディテールを使うなど、当時から斬新だったのでは!?
そしてこの日、一番賑わったのがベトナムの自動車メーカー「VINFAST(ヴィンファスト)」。もともとは不動産会社で、自動車を作ったという成り立ちもユニークですが、デザインはなんと「ピニンファリーナ」。そしてゲストはデヴィッド・ベッカム! 会場騒然!
「ヴィンファスト」のあとはフェラーリのコンファレンスでしたが、ベッカムがいても負けない人気を誇るのが「フェラーリ」です。発表されたクルマは特別なモデル「モンツァSP1」と「モンツァSP2」。パワフルなエンジンを搭載し、コレクターアイテムになりそうな1台ですね。
そして「現代版 箱スカGT-R」と会場で話題だったのが、プジョーのコンセプトカー「e-Legend 」。個人的にはフロントのデザインなどは「箱スカ」というより、「マスタング」という気がするのですが。実際はプジョー504をオマージュしたコンセプトEVです。
というわけで、この後も取材頑張ります!