おいしい料理を味わいながら仲間と楽しむ
フレンチスタイルでキャンプを楽しむイベント「カングー キャンプ2018」が、9月29日と30日に行われた。生憎の天気にもかかわらず18台のルノー カングーが静岡県富士宮市にある“ふもとっぱらキャンプ場”に集結した。
アウトドアファッション雑誌GO OUTが開催する、日本最大級と言っても過言ではないキャンプイベントと併催して行われた1泊2日の「カングー キャンプ」は、テロワール(土地の個性)をテーマに開催された。地元の食材を使い、フランス料理シェフ田村浩二さんが振る舞う料理とともに、家族や友人とゆったりとした時間を過ごすフレンチスタイルのキャンプというのがイベントの趣旨だ。
ここで少しだけカングーについて触れておこう。遊びの空間をコンセプトに、所有者のライフルタイルに合わせた使い方ができるため、ここ数年、注目度が上がっている1台だ。例えば、バイク乗せてサーキットに行ったり、バスケットボールチームの機材車として活躍していたり、荷室の積載力に優れているため、アウトドアシーンでも気兼ねなく使える。まさにマルチパーパスなクルマだ。
これと言って、とくになにか催し物を予定されているわけではなく、肩肘を張らずに参加できるのも嬉しい。誰かに気を遣うこともなく、思い思いのキャンプを楽しめるというわけだ。
さて、今回田村シェフが振る舞ってくれたのは、グリルでじっくり焼いた、いきいきポークのローストとバスク風チョリソーとパプリカの煮込み。試食程度だが、参加者も舌鼓をうつほどのおいしさだった。
2回目以降のスケジュールは下記のとおり。
カングー キャンプ2018 成田ゆめ牧場
開催日:10月20日(土)~21日(日)
開催場所:千葉県成田市名木730
カングー キャンプ2018 マキノ高原
開催日:11月3日(土)~4日(日)
開催場所:滋賀県高島市マキノ町牧野931番地
※開催に関する詳細は、順次ルノー・ジャポンHPに掲載されます。
【参加者インタビュー】
A.Hさん
カングーを所有する前はスバル・フォレスターにお乗りだったAさん。子どもが産まれたことでクルマで遊びに行きたいと思い、雑誌やWEBなどで調べているとルノーに目がとまったという。「もともとは小さいクルマにしようと思っていたのですが、妻に大きい方が良いと言われてカングーにしました。友達にキャンプ好きがいて、その人の影響を受けたのもありますね」と話す。
2年前に購入したカングーで、Aさん一家は年に2回ほどキャンプを楽しむ。積載量も多く、家族4人が乗っても走りに不満はない。
「街中でまだあまり見かけないのと、デザインがとてもお気に入りです。今乗っているモデルはATモデルなので次はEDC(デュアルクラッチ式AT)が欲しいですね」そう話す、Aさん一家はカングーとともにアウトドアを楽しんでいた。
よしおさん
年に10回はキャンプをされるというよしおさんは、地元である富士市在住。カングーキャンプが終わった翌週もキャンプに行く予定とのことで、根っからのアウトドア好きだ。
「前に乗っていたクルマは軽自動車ですが、それでもよくキャンプに行ってました。カングーに乗り換えて自由度も広がり、キャンプ道具を積んでわんこも連れて、どこにでも行きますよ」と話してくれた。生憎の天気だったため、わんちゃんはクルマからご主人が肉を焼く姿をずっと眺めているのが、何とも気の毒だった……。
A.Kさん
GO OUTキャンプに参加するのは3回目というAさん。2年ほど所有しているカングーの前はフィアット500というのだから、ラテン筋のクルマが好きなのかと思いきや……「子どもが大きくなったので、フィアットのままではクルマが小さく、乗り換えを検討したときにアウトドアに興味があったので、カングーが候補に挙がりました。でも、国産四駆とも悩みましたね」と話す。人が乗っていないクルマを好むAさんにとって、カングーは室内の広さや高さ、収納スペースに惹かれたのは間違いなさそうだ。
「キャンプそのものは土曜日からですが、じつは金曜日の夜からカングーで車中泊してきました。苦労することなく、快適に寝れるのでカングーとキャンプの相性は抜群だと思っています」とAさんは言う。壊れて動かなくなるまでは乗り換えないというのだから、カングーへの惚れ込み具合がわかるだろう。