ベストチョイスはオープンカーでボディカラーも明るい色を!
人生100年時代。80歳を過ぎれば、さすがに視力等の衰えから免許返納という話も出てくるが、60代・70代ならまだまだカーライフは楽しめる。そしてクルマ好きなら、いかにもオジサングルマより、傍から若く見えて、乗ってる自分も気持ちが若返るようなクルマに乗りたいもの。無理に若作りするのではなく、小粋なクルマでドライブを楽しむには、どんなクルマが最適か考えてみよう。
若いということは、躍動感、刺激、簡単にいえばワクワクする要素が必要。そしてもうひとつ、『見られている意識』も若さの秘訣。反対に、威圧感のあるクルマ、いかにも金持ちそうなクルマというのは、若返りには不向きといえる。そうした条件で考えると、ベストチョイスといえるのは、オープンカーだ! 筆頭はやはりマツダ・ロードスター。三代目のNCあたりが落ち着いたスタイルなのでいい感じ。
もう一台は、ダイハツ・コペン(初代)だ。年配の夫婦が乗って、小旅行に行くのがブリティッシュなイメージで格好良い。フェアレディZロードスターや、S15シルビアのオープンモデル、シルビア・ヴァリエッタなども電動オープンの4人乗りなどもスタイリッシュに見える。
初代NSXのオープントップモデル「タイプT」なども刺激的でオススメだが価格が高騰している故に球数が少ないのが玉に瑕。輸入車では、例えばアバルトプントなども面白そうだ。
それからアウディTTクーペ。これも年齢不詳な感じになれる一台といえる。クーペではなくロードスターだとさらにベター。もう少し落ち着いたクルマでは、スバルのアルシオーネSVX、スカイラインV35のクーペ
などもヤンチャ過ぎず、なおかつスポーティーでスタイリッシュ。
またスポーツカーとはいえないが、あと数年して、現行の新しいスズキ・ジムニーが、中古車市場に出回ってきたら、ターゲットになる気がする。いずれも大事なことは、暗色系のボディカラーを選ばないこと。スポーツカーらしい明快なカラーを選んでこそ、若々しい気持ちになれるもの。無難な色は避けて、黄色や赤、オレンジメタリックや、思い切ってE46M3のフェニックスイエロー、スバルのマスタードマイカなど、ゴールド系もキャラクターが際立っていい。中古車なので、少々塗装が痛んでいたら、純正色以外のカラーに、わざわざオールペンしてもいいぐらいだ。