クルマ文化の過去・現在・未来を楽しめるコンテンツが満載!
一般社団法人 日本自動車工業会は10月6日(土)から8日(祝)までの3日間で行われる「東京モーターフェス2018」の概要を発表した。2013年から開催されている同イベントの今年の開催テーマは「胸に、ぎゅんとくる。」を掲げている。
過去最大規模のイベントにするため、幅広い世代の来場者が楽しめるようさまざまなプログラムを用意している。例えば、子ども向けやファミリー向けとして各自動車メーカーが用意するキッズメカニックや、なりきりライダーなどを開催。クルマ好き向けにはオフロード同乗試乗会、2輪試乗会なども行われる。
日本自動車工業会 モーターショー特別委員会 委員長の長田 准さんは「平成最後のモーターフェスということで、クルマとバイクに関わる人が今と未来を楽しんでほしいという願いを込めたイベントにしたいです」とコメントしている。
では早速、今回のテーマでもある4つの「胸ぎゅん」企画を紹介しよう。
1)バック to the バブル
クルマ・バイクを育ててきたバブル世代の方に感謝を込めた企画。バブリーダンスで有名となった大阪府立登美丘高等学校のダンス部OGとドリフトユニット「チームオレンジ」が共演する。ピストン西沢さんが総合プロデュースを行った楽曲とドリフトを組み合わせるパフォーマンスは、今回のイベント限りなので必見だ。そのほか、バブル時代を象徴するクルマを多数展示をする予定。こちらはユーザーカーの展示も予定されており、参加者を募る予定だ。
2)e-Circuit
「e-Circuit」と命名した、平成が生んだ新しいスポーツ「e-moter sports」のリアルイベントを実施。見学する方もレースの熱量や興奮などが体感できるイベントとなっている。今回は、グランツーリスモのアジア・オセアニア選手権の決勝を行うほか、一般の方にも体感できる場所を用意しているという。最終日には自動車メーカーの対抗戦も開催。各メーカーから1名、e-sports参加者から1名、各メーカーからモータースポーツに参戦するプロドライバー1名の合計3名でメーカー対抗を行うというもの。
最終的なメンバーは追って公開されるが、スバルからは新井敏弘選手、トヨタからは脇阪寿一選手が参加予定となっている。
3)痛車天国 in TMF
平成のオタクブームで好きなアイドル・アニメキャラクターを自分のクルマにカラーリングする「痛車」。今では平成のクルマ文化のひとつとして認知されるようになった。会場内では痛車天国編集部が厳選をした、これまでの平成の痛車の名車と言われているクルマを日替わりで展示する。
イベントにいるコスプレイヤーも会場に訪れてもらい盛り上げ役をしてもらう予定。さらに、10月7日は痛車天国 in TMFを開催し、全国から200台の痛車とコスプレイヤーが来場し会場を盛りあげてくれる。
4)豊田章男会長とマツコ・デラックスさんのトークショー
自工会の会長であり、トヨタ自動車の代表取締役社長である豊田章男氏と、タレントでクルマ好きでも知られるマツコ・デラックスさんという異色のコンビによるトークショーを開催。「ふたりが思うモビリティ社会について」というテーマのもと、10月6日12時からダイバシティ東京プラザ フェスティバル広場特設ステージで行われる。
もちろん入場は無料! お台場へ観光や買い物で訪れたついでに楽しむこともできるので、ぜひ日本のクルマ文化を肌で感じてみてはいかがだろうか。