歴代初のハイブリッドモデルを搭載した新型ホンダCR-Vが登場

ガソリンモデルは話題の3列シート仕様も用意

 ホンダは、新型SUV「CR-V」のガソリンモデルを8月31日より発売開始。ハイブリッドモデルを11月1日(木)に追加発売する。

今回の新型CR-Vのエクステリアは、従来モデルより最低地上高を40mmアップし、またホイールベースも延長。足もとは、ワイドレッド化と18インチの大径タイヤ、張り出しの強いデザインの前後のフェンダーにより、ダイナミックで力強いスタイルに仕上げた。

 さらに、フロントにはフルLEDライトを採用しており、面発光やグラデーションになるポジションランプなどを備え、先進性をアピールする。

 ボディカラーは、プラチナホワイト・パール/ルナシルバー・メタリック/クリスタルブラック・パール/ルーセブラック・メタリック/ミッドナイトブルービーム・メタリック/プレミアムクリスタルレッド・メタリックの全6色を展開。

 インテリアは、素材にこだわり、シート表皮に本革や独特の風合いを持つファブリックを採用したほか、インストルメントパネルやドアライニングなどには木目調素材やピアノブラックのパーツをあしらい、質感や手触りを高めた。

 また、従来モデルから50mm拡張された後席の足もとスペースや、簡単な操作で長さ1830mmのフラットな荷室を作れる後席ダイブダウンなど、快適な居住空間であるとともに十分な積載量を確保している。

 さらに、ガソリンモデルは5人乗り仕様と同じボディサイズでありながら、乗り心地も改善された7人乗り3列シート仕様も選択可能となった。

 走行性能についてだが、シビックから採用している新世代プラットフォームや、フロントにマクファーソン・ストラット式、リヤにマルチリンク式サスペンションのほか、可変ステアリングギヤレシオ、大型ディスクブレーキ、電動ブレーキスターター(ガソリン車のみ)などを採用。「走る」「曲がる」「止まる」の基本動作はもちろん、ドライバーの意志にリニアに応える高いドライビング性能を実現している。

 そして今回CR-V初となるハイブリットモデルには、SPORT-HYBRID i-MMDを採用。「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」の3つのモードを設定し、走行状況に応じて滑らかに切り替わることで、25.8km/Lという圧倒的な低燃費と力強い走りの両方を実現した。

 また、SPORT-HYBRID i-MMDに初の4WDを設定し、雪道での発進やコーナリング、登坂などさまざまなシチュエーションで頼れる走破性を発揮する。

 ガソリンモデルでは、吸排気デュアルVTCを備えた直噴1.5リッターVTEC TURBOエンジンの採用に加え、専用開発したターボチャージャーにより、2.4リッター自然吸気エンジン同等のトルクとパワフルで心地よい加速フィーリングを実現した。

 安全面においては、全グレードに先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備し、運転操作のサポートや事故回避を支援する。

 快適装備については、国内のホンダ車初の「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を採用。足先をリヤバンパー下のセンサーにかざすだけでテールゲートを開閉できる機能に加え、ボタン操作による開閉途中での一時停止や、好みの高さを記憶させられる高さ設定機能を搭載し、利便性を高めている。

 また、メモリー機能付の「運転席8ウェイパワーシート」、ドライバーの腰への負担を考慮した「運転席4ウェイ電動ランバーサポート」、ドライブの楽しさを一層高める「電動パノラミックサンルーフ」など、数々の快適装備を備えた。

 メーカー希望小売価格(税込)は下記の通り。

EX(5名乗り) 323万280円(344万6280円)
EX(7名乗り) 342万1440円(363万7440円)
EX-Masterpiece(5名乗り) 359万1000円(380万7000円)
EX-Masterpiece(7名乗り) 381万4560円(403万560円)
HYBRID EX(5名乗り) 378万4320円(400万320円)
HYBRID EX-Masterpiece(5名乗り)  14万5040円(436万1040円)

※( )は4WDの価格


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