エコカーカップは本当にど素人でも楽しめるレースか? 参戦して検証してみた (6/6ページ)

WEB CARTOPチーム参加メンバーの感想

エコカーカップ

原田貴俊(荒 聖治のニセモノ)

 純粋なタイムと周回数だけではなく、燃費なども重要になってくるエコカーカップ。今回はアクアでの参戦となった。じつは久しぶりの参戦だったのだが、チャレンジ180クラスの規定タイム「3分15秒」は、燃費を気にしながらのんびりと走っていられない絶妙な設定。これに合わせるのがじつに難しい! 台数も多く、できるかぎりクリアな状況で走れるタイミングは皆無に近い!? そんななか自分の走行時間を無事にこなし、なんとか若手へバトンタッチすることができた。

 スポーツカーじゃなくたっていい。つねに全開じゃなくてもいい。アクアとシビックタイプRが接戦で走るレースなんて、エコカーカップでしか見られないシーンだ。80台近いクルマが同時に走行しても事故もなく、そしてライバルとのバトルが楽しめる。それが、老若男女がまたエコカーカップに参加したい! と思う一番の醍醐味ではないだろうか。ぜひ、WEB CARTOPチームもまた参加したい!

エコカーカップ

米澤 徹(アバルトとルノー愛する男)

 初めて走る富士スピードウェイ本コース。取材では撮影のために何度か助手席や後部座席で乗ったことはあるものの、まさか自分がエコレースで走るとは思いもしなかった! 「大丈夫、だいじょーぶ、速いクルマは勝手に抜いていくし、自分が気付いたらコースの端にいれば抜いてくれるから!」と原田パイセンの言葉。

 自分が運転しているときも原田パイセンが「横から来ているから注意ね!」と教えてくれるので、安心して走ることができた。このコドライバーを乗せるシステムは初心者には嬉しい。エンジョイ180は、タイムは出せなかったけど……燃費はリッター19.3キロ!(原田パイセンはドライバー交代時にリッター17.5キロ)と、4人の中ではベストを出したつもりだったけど結果は……。次回は速さも燃費も出せるように、日々精進します!

エコカーカップ

乾ひかり(緊張するとニヤケる女子)

 レース参戦も富士スピードウェイを走るのも初めてだったので、最初は不安と緊張のあまり変なニヤニヤが止まりませんでした(笑)

 しかし始まってみるとそんな心配は不要! 通常のレースとは違う「基準タイム以上で走らなければいけない」というルールのおかげで、私でも無理のないスピードでコースに慣れることができました。

 また「助手席には必ず誰かが乗らなければいけない」ということで、今回は石田編集長に隣に乗ってもらい指導を受けられたことも大きな収穫! ラインや燃費を稼ぐためのペダルワークなどをイチから教えてもらい、私のハチャメチャな走りにかなりのダメ出しを食らいましたが(笑)、最後は「かなり良くなった!」と言ってもらうことができました。感激!

 ホームストレートでチームのクルマを応援したり、ピットで仲間のタイムを見て作戦を立てたり指示を出したり、本物のレースの緊張感や熱い雰囲気などを感じることもできました。やっぱりモータースポーツって楽しい!

 私はまだ入社5ヶ月目の新人ですが、WEB CARTOPの先輩たちから色々教わりながら力を合わせて戦っていくうちに、仲も深まったのではないかと思います。

 普段見ることはあってもなかなか参加することはできないレースを私のような素人でも心から楽しむことができ、サーキットだけでなく街乗りにも活かせるようなドラテク、燃費走行を習得することもできて大満足!

 私のようにクルマは好きだけどレースへの参戦はハードルが高い、自信がないと思っている方にもぜひエコカーカップに参加して、この楽しさを味わってみてほしいです!

エコカーカップ

 エコカーカップ公式HP
http://www.japan-racing.jp/fsw/18/hv.html

 エコカーカップEnjoy 60(60分レース)動画はコチラ


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