万が一のために効果は知っておくと良い
3)メーター照明調整
スピードメーターなどの計器類の照明の明るさを調整するスイッチ。夜間での走行中にメーターが眩しい、または暗いと感じる際に調整する。不特定多数のドライバーが乗るというような状況でない限り、一度調整すると再び調整する必要はなくなるため、ほとんど使われない。
4)VDC(横滑り防止装置)のオフスイッチ
VDC、またはESPなどと呼ばれる滑りやすい路面で車両の安定性を保つためのデバイスを解除する際に押すスイッチ。安全性を確保するためのスイッチなので、一生使わないドライバーも多いが、たとえば雪上や砂地で発進する際に駆動輪が空転して動かない場合(いわゆるスタック状態)などでは、VDCを解除した方が脱出しやすくなることがあるので、豪雪地域で暮らしている人は使う頻度が高いかも知れない。またはサーキット走行などのスポーツ運転時など。
5)エアコンのコンプレッサースイッチ
今も昔も、クルマのエアコンにはコンプレッサーのON/OFF切り替えができる。多くの場合「AC」と書かれたスイッチがそれで、オフにすると冷房や除湿の機能がなくなる。
夏場にコンプレッサーをOFFにしたくなる状況はほとんどないが、暖房はコンプレッサーをOFFにしても普通に効く(除湿はできない)ため、コンプレッサーを停止することで燃費をよくしたい場合は積極的にOFFにすると効果的。冬場には使う頻度が高いという人は少なくないかも知れない。