WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

オーナー以外も必見! 車体とエンジンの超精巧スケールモデルにR34GT-Rが登場

オーナー以外も必見! 車体とエンジンの超精巧スケールモデルにR34GT-Rが登場

異なるスケールの車体とエンジンが織りなす世界感がいい

 模型業界でも他に類を見ない自動車エンジンのスケールモデルを量産するホビーメーカー『日下エンジニアリング』。その最高峰と言えるのが、模型ビルダーとして世界に名を轟かす東京・青山の『Make Up』とコラボした「Master’s」シリーズだ。

 2017年2月に、日産R32型スカイラインGT-Rのレーシング仕様として高い人気を誇った「カルソニックスカイライン」と市販車用エンジンでありながら600馬力オーバーまで耐えうる強心臓が与えられたグループAレース仕様の「RB26DETT」を組み合わせた同シリーズ第1弾となる「GroupA Master’s」を発売。

 以後、市販仕様のR32型スカイラインGT-Rをベースとした「BNR32 Master’s」、S30型初代フェアレディZの高性能モデルであるZ432と日産自動車初の市販DOHCエンジンとなったS20型を組み合わせた「Z432 Master’s」を立て続けにリリース。いずれも見込み販売数を超え、一部カラーを除き、完売となるなど販売も絶好調だそうだ。

 人気の秘密は幅450mm×奥行き380mmという迫力あるビックスケールと、精密で丁寧な作り込みもさることながら、車体が1/18、エンジンが1/6と模型業界では類を見ない異スケールサイズを組み合わせていることだ。

 通常、車体を1/18サイズで作った場合、隣にエンジンを並べるならば同スケールで作るのが一般的だが、GT-Rにとってエンジンは魂のようなもの。車体寸法に負けないサイズで再現することで、RB26DETTがGT-Rにとって特別であることを主張し、互いの存在を絶妙なバランスで引き立て合っているというわけ。これは専用設計された特別なエンジンを搭載するGT-Rだから成立する世界観だ。

 そして、その第4弾として現在リリースされているのが、世界的にその価値が高まっている最後のスカイラインGT-R「R34型」と赤ヘッドと呼ばれる専用のヘッドカバー(限定車Nurに搭載されるゴールドヘッドでの製作も可能)を搭載するRB26DETTエンジンを組み合わせた「BNR34 Master’s」。

 これまで欧州スポーツモデルを中心にスケールモデルを製作してきたMake Upが手掛けるR34型スカイラインGT-Rは、後期型のV-specⅡがベース。徹底的な実車リサーチによる丹念な原型製作と設計により、実車を忠実にスケールダウン。デフォルメを行ってカッコよく見せるのではなく、時間を惜しむことなく、徹底してディテールを突き詰めることで生まれる本物感を大切にしている。手に取って眺めれば、作り込みの素晴らしさを感じられるはずだ。

 ボディカラーは写真のベイサイドブルーのほかに、アスリートシルバー/スパークリングシルバー/ホワイト/ホワイトパール/ブラックパールの5色を用意。オーナーであれば、愛車と同じカラーで揃えたくなるだろう。

 一方、日下エンジニアリングの1/6エンジンスケールモデルは、職人の経験ではなく、最新の3Dプリンターを駆使して、本物が持つ形状や質感を追求。最終的にはプロモデラーの監修を経て、製品化されたものだ。

 基本骨格はレジン樹脂で成形されているが、要所要所にアクリルや金属パーツを採用したり、あえて部品を一体成形せずに、分割して組み合わせるなどの細かい積み重ねにより部品の質感を再現するなど、Make Upとは異なるアプローチでリアリティの有るモデルを生み出している。

 こだわりのスケールモデルを生み出すMake Upと日下エンジニアリングの自信作がウォールナットの台上で競演する「BNR34 Master’s」は企画台数限定販売で、受注締め切りは2018年6月末。マニア注目のアイテムだけに欲しい人は早めのオーダーを! 詳しくは下記のホームページを参照してほしい。

  

 BNR34 Master’s 8万6,184円(税込み)

 サイズ:横450mm×奥行き380mm×高さ(ケース高)200mm

 付属品:ウォールナット高級台座・日本製高級アクリルケース

 受注期間:初回限定モデル 2018年6月末まで(商品発送時期2018年8月ごろを予定)

 日下エンジニアリング Modeling事業部
http://kusaka-eng.com/engine

  

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了