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実際に使って感じた、新車を買うなら絶対に付けておくべき便利な装備8選 (2/2ページ)

実際に使って感じた、新車を買うなら絶対に付けておくべき便利な装備8選

購入車種に設定があるなら装備したほうがいいものばかり

 ものすごい速さで日々進化していくクルマの装備。各メーカーが競い合うように、いろんなものが登場していますよね。でも、だからこそ、クルマの発売時期がほんの1〜2年、いや半年違っただけでも、「当然ついてると思った装備がついてない!?」なんて事態になりがちです。国産車と輸入車でも装備の充実度は変わってくるし、似たような装備でも後発の方がより使いやすくなっていたり、数が増えていたり、そうした差も生まれやすくなっています。

 じつは私も、国産ミニバンから輸入ミニバンに買い換えたら、国産車では当たり前のようについている装備がついていなくて、不便になっちゃった〜なんて経験をしたばかり。でも逆に、国産ミニバンにはなかった装備を輸入ミニバンで使ってみて、こりゃ便利だわと実感したり。そんな体験を踏まえて、絶対につけたほうがいい装備を厳選してみたいと思います。

1)スマートキー

 まずは、当然ついてると思ってた〜となりがちな「スマートキー」。いちいちバッグから鍵を出さなくても、指1本でドアロック解除/施錠ができて、エンジンもプッシュボタンでスタートできるものです。メーカーによって名称は変わりますが、トヨタなら「スマートエントリー」と呼ばれている装備

 これが車種やグレードによって、ドアロックだけは指でできても、エンジンをかけるときに鍵を挿さなければいけないタイプだったり、バックドアだけ鍵での操作が必要だったりと、まだマチマチなので要注意。鍵をバッグやポケットに入れておけば、乗り降りから走行までまったく鍵を出さずに済むタイプが理想的です。とくに小さな子どもと出かけることが多い人には、鍵の出し入れから解放されるだけで、かなりストレスが軽減するのでオススメ!

2)電動パワースライドドア

 そしてスライドドアのクルマを買うときに、このスマートキーとセットで絶対につけておきたいのが、電動開閉機能(パワースライドドア)です。ハッキリ言ってスライドドアは、手動か電動かで便利さは雲泥の差。子どもを抱っこしながら、重い荷物を持ちながら、手動でスライドドアを開け閉めするのってかなり大変なんですよね。

 平面ならまだしも、ちょっと傾斜のある場所だと余計に力が必要となるし、雨の日に傘をさしながらとか、雪の日にグローブをしたままとか、とっても開け閉めしにくいものです。閉めるときに力を入れすぎてバタンッなんて大きな音がするのも、深夜などちょっと近所迷惑になる場合も。軽自動車などではまだ両側パワースライドドアがオプションだったり、片側だけパワースライドドアになるグレードも多いのですが、ここは少し奮発してでも両側パワースライドドアにしておきたいところです。

3)LEDヘッドライト

 続いて、エクステリアでつけておきたいのはLEDヘッドライト。これは省電力だからとか、高寿命だからという実用性の問題よりは、見た目がキレイで洗練された印象になることや、これから5年、10年乗り続けることを考えた場合に古臭くなりにくい、という理由のほうが大きいかもしれません。

新しく登場するクルマは明らかにLED化が進んでいて、もしかすると数年後にはハロゲンライトなんて絶滅、なんて可能性も無きにしもあらず、ですよね。できれば、暗い場所で自動的にライトが点灯する「オートライト」や、カーブなどでドライバーの目線に合わせて自動で照射範囲が変わる「コーナリングライト」も一緒につけておけば完璧です。

4)全車速追従機能付きクルーズコントロール

 そしてもうひとつ、最近のトレンドでもある先進運転支援技術では、「全車速追従機能付きのクルーズコントロール(ACC)」は必須。まだ車種によって、30km/h以上からしか追従しないとか、一度停止するともう一回スイッチで設定し直さないと作動しないものとか、使い勝手の差が大きいこの装備。

さまざまなタイプを試しましたが、正直なところ全車速追従タイプでなければ、あんまりついている意味がありません。高速道路だからといって、いつもスイスイ走れるわけではないし、ノロノロ渋滞の時こそACCが使えたら助かるのに、と思うことの方が多いんですよね。スバルのアイサイトのように、停止保持も走行再開もできるタイプは、その快適さと安心感が病みつきになりますよ。

 ただ、同時に増えてきているステアリングアシストは、まだ挙動がギクシャクしたり、ドライバーの意思とズレたアシスト操作で違和感を感じたりするものが多く、人によっては恐怖を感じたり、イライラしたりしがち。今は無理してつけなくてもいいのではと思います。

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