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駐車が苦手な人必見! 女子でも駐車しやすいクルマのポイントとオススメ国産車5選 (2/2ページ)

駐車が苦手な人必見! 女子でも駐車しやすいクルマのポイントとオススメ国産車5選

クルマの形状や視界が大きく影響する

 クルマに関する女子トークで、毎度のようにみんなが「ウンウン」と賛同するのは、「車庫入れを一発でキレイにキメる男子はカッコイイよね〜」という意見です。裏を返せば、それだけ女子たちは車庫入れに苦手意識を感じているということ。とくに、バックでの並列駐車、路上のパーキングメーターなどでの縦列駐車がイヤ! という女子が多発しております。

 最近は日産リーフの「プロパイロットパーキング」のように、スイッチを押しているだけでステアリングもアクセルもブレーキも、ぜんぶクルマが自動で操作して車庫入れしてくれる機能も登場していますが、自分でササッと停めるよりは時間がかかるし、やっぱりそんな機能を使わなくてもキレイに車庫入れできちゃうほうが、男子でも女子でもステキですよね。

 じつはクルマそのもののカタチだけでも、車庫入れしやすいクルマとそうでないクルマがあるんです。そして自動操作機能までいかなくても、車庫入れをラクにしてくれるお助け機能もたくさん登場しています。今回はそんなポイントを押さえた、車庫入れしやすいクルマをご紹介したいと思います。

 まず車庫入れしやすいクルマには、共通する3つのポイントがあります。

 シート位置やミラー調整で、しっかり適正な運転ポジションに合わせることが前提ですが、1つ目は視界が広く、なるべく死角が少ないこと。前はボンネットの両端、横はボディのサイドスカート部分、斜め後ろはリヤタイヤの位置が把握できればベストと言えるでしょう。

 2つ目は両サイドの平行感覚がつかみやすいこと。抑揚の強い、流麗なデザインのクルマは見た目は美しいですが、車庫入れのしやすさを優先するなら、なるべく直線基調のデザインがベターです。

 そして3つ目は、クルマの周囲をモニターに映してくれるカメラ機能が付いていること。これは、自分の目では完全に死角になってしまう真後ろを映してくれる、リヤカメラだけでもありがたいのですが、空から自車を見たように映してくれるものや、ステアリングの切れ角に応じてバックの予測ラインを表示してくれるものだと、駐車スペースの白線もしっかり確認できてなおいいですね。

 この3つのポイントが備わっていれば、駐車スペースの広さなど物理的な条件による違いはあるものの、クルマの大きい小さいはそれほど関係なく車庫入れしやすいと言えます。

 注意したいのは、軽自動車やコンパクトカーに多い、ルームミラーにリヤカメラ映像のモニターがあるクルマ。私の経験上の個人的な感想ですが、はっきり言ってこれはあまりオススメしません。画面は小さすぎるし画像は粗いし、夜なんて何が映ってるのかよくわからないので、結局役に立たないんです。

 あと、バックギヤに入れると左のサイドミラーが連動して、自動的に地面を映す角度に下がる機能もありますが、それも大きなお世話。バックで車庫入れするときって、地面の白線だけ見るんじゃなくて、隣のクルマや背後の景色も見ながらじゃないと不安なんですよね。

 それから、障害物センサーが付くクルマも増えましたが、それだけだとあんまりアテになりません。警報音だけじゃ、道端に生えてる雑草にまでピーピーと反応するものもあるし、何がそこにあるのか? ぶつかったらヤバイものなのか? わからなくてむやみに不安にさせられるだけ。障害物センサー+カメラが付いていれば、「あ、これに反応してるのね」とわかるので安心です。

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