エアコンの使用はもちろん「窓開け」が有効
国産車の優秀な点のひとつに、湿気に強く、錆に強いことが挙げられる。というのも、日本が高温多湿で湿度が高い国だから。とくに梅雨時の湿度はとんでもない。ボディの防錆性能は上がっているし、電気系も外車に比べれば圧倒的に湿気に強いが、内装だけは要注意。濡れた傘、濡れた服、濡れた靴でクルマに乗ったら、当然車内の湿度は急上昇。窓は曇るし、カーペットのカビやダニ(いずれも湿気を好む)、異臭の原因になることも……。
清潔で快適な車内空間を保つには、車内の除湿が非常に重要。濡れた傘、服、カバン、靴などを持ち込んだ際は、とりあえずエアコンをスイッチオン! 快適な温度に合わせ、外気導入かつ「AUTO」に設定。
エアコンの除湿機能を使って湿度を下げてやるわけだ。しかし走行距離が短いような場合、どうしても湿気は残ってしまう。そこで梅雨の合間の晴れの日には窓を開け、しばらく換気をしながら走るのがオススメ。