現行プリウスPHVのシステムを流用する初の中国現地生産モデル
中国専用セダンにレビンがある、といち早くレポートしたのは2016年5月のWEB CARTOPだったが、そのレビンにPHV(プラグイン・ハイブリッド)が用意される。すでにカローラとレビンはハイブリッドモデルもあり、人気となっている。
中国でレビンは「雷凌」と書く。レビンはもともと英語の古い言い方で雷のことらしく、それで雷凌となったようだ。中国ではEVやPHVのことをNEV(新エネルギー車)と呼ぶが、次々とNEVが誕生している。
このレビンはプリウスのPHVシステムを移植し、EVモードだけで50㎞走れるもので、中国ではトヨタ初の現地生産PHVとなる。生産は2019年からだが、北京モーターショーで取材したレポーターの中谷明彦さんは「これなら自分も欲しい」と本気で言う。中谷さんは5年ほど前から毎月中国に出かけ、中国のWEBサイトで新車テストをしている人だから、この言葉は興味深い。その熱い思いを動画でお届けしよう。