パンクしてもそのままタイヤショップまで走行できるタイヤ
横浜ゴムは、フラッグシップタイヤの「ADVAN Sport V105(アドバン・スポーツ・ブイイチマルゴ)」に、ランフラットタイヤを設定して2018年4月27日に発売した。
ランフラットタイヤは、タイヤがパンクして空気が抜けてもサイドウォールで支えることにより、タイヤが潰れない。それにより、パンクした状態でも交換できるショップまで、そのままある程度の速度にて一定距離を走行できるというタイヤだ。
パンク修理キットの使用や応急用スペアタイヤへの交換が必要ないため、道路脇などでパンクへの対処時の危険が減らせ、かつスペアタイヤの重量分軽くなるので燃費にも貢献、期限切れの修理キットやスペアタイヤを処分するといったこともないので省資源にも繋がる。
ランフラットであっても、タイヤの軽量化、専用のプロファイル設計、構造設計を行うことで、ADVAN Sport V105がもつ超高速域での運動性能、ウエット性能、静粛性、快適性の高次元でのバランスは損なわれていないという。
サイズは275/35RF19〜205/60RF16の全8サイズ。タイヤのサイドにはランフラットであることを示す「Z・P・S」マークが打刻されている。