威風堂々という言葉がピッタリなトヨタ・アルファード/ヴェルファイアの内外装を徹底解説 (2/4ページ)

ラグジュアリーさを極めて質感の高さはまさに高級サルーン

 アルファード/ヴェルファイアのインテリアは、ミニバンではなく高級サルーン、そしてリビングとして設計されている。ソフトパッド素材のダッシュボードやメタル調パネルと木目調デコレーションパネルを組み合わせたコンソールにより、高級感とともにくつろぎの感覚も得られる。ステアリングやシートには、多くのグレードで本革を採用。手に触れる部分の質感の高さや色合いなどはまさに高級サルーンのものと言える。

 インテリアのテーマカラーは、ブラック基調に3色(ホワイト、フラクセン、ブラック)のシート色が組み合わされ、また、グレードによってシート素材のほか、ドアトリムやメタルパネルの仕様が変わる。とはいえ、どのグレードを選んでも高い満足感を得られるインテリアだ。

アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジ
立体的で幅広のセンタークラスターには、高級サルーンや高級SUVを思わせる存在感と迫力がある。ソフトパッドや各色用意された木目調パネルなど、スキのないグレードアップが図られている。

ヴェルファイア ZG
インテリアはブラック基調で、グレードによってガーニッシュやメタル素材の色合いが異なる。エアロ仕様のグレードではメタルウッドやシルバー系で配色される。

アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジS
ホワイトレザーシートが設定されるエグゼクティブラウンジS(ヴェルファイアではエグゼクティブラウンジZ)。シルバー木目調パネルは専用装備となる。

 ステアリングは全車で本革巻き。トップ部分はグレードによって木目調など4種類が設定される。左右スポークのスイッチパネルは、右側で予防安全装備などの設定、左側でハンズフリーやオーディオ調整を行う。

 シフトレバーはゲート式。トランスミッションは2.5L車では7速CVT、3.5L車では8速AT、ハイブリッドでは電気式6速となる。

 全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールは全車に標準装備となり、速度設定などはステアリング内側のスイッチで行う。

 オーバーヘッドコンソールには左右スライドドア、パワーバックドア(装着車)、サンルーフ(装着車)のスイッチ、ヘルプネットの緊急通報スイッチを配置する。


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