ラグジュアリーさを極めて質感の高さはまさに高級サルーン
アルファード/ヴェルファイアのインテリアは、ミニバンではなく高級サルーン、そしてリビングとして設計されている。ソフトパッド素材のダッシュボードやメタル調パネルと木目調デコレーションパネルを組み合わせたコンソールにより、高級感とともにくつろぎの感覚も得られる。ステアリングやシートには、多くのグレードで本革を採用。手に触れる部分の質感の高さや色合いなどはまさに高級サルーンのものと言える。
インテリアのテーマカラーは、ブラック基調に3色(ホワイト、フラクセン、ブラック)のシート色が組み合わされ、また、グレードによってシート素材のほか、ドアトリムやメタルパネルの仕様が変わる。とはいえ、どのグレードを選んでも高い満足感を得られるインテリアだ。
アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジ
立体的で幅広のセンタークラスターには、高級サルーンや高級SUVを思わせる存在感と迫力がある。ソフトパッドや各色用意された木目調パネルなど、スキのないグレードアップが図られている。
ヴェルファイア ZG
インテリアはブラック基調で、グレードによってガーニッシュやメタル素材の色合いが異なる。エアロ仕様のグレードではメタルウッドやシルバー系で配色される。
アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジS
ホワイトレザーシートが設定されるエグゼクティブラウンジS(ヴェルファイアではエグゼクティブラウンジZ)。シルバー木目調パネルは専用装備となる。
ステアリングは全車で本革巻き。トップ部分はグレードによって木目調など4種類が設定される。左右スポークのスイッチパネルは、右側で予防安全装備などの設定、左側でハンズフリーやオーディオ調整を行う。
シフトレバーはゲート式。トランスミッションは2.5L車では7速CVT、3.5L車では8速AT、ハイブリッドでは電気式6速となる。
全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールは全車に標準装備となり、速度設定などはステアリング内側のスイッチで行う。
オーバーヘッドコンソールには左右スライドドア、パワーバックドア(装着車)、サンルーフ(装着車)のスイッチ、ヘルプネットの緊急通報スイッチを配置する。