走り系のFスポーツもラインアップ
4月25日、北京国際モーターショーで、レクサスは世界で初めて挑戦的な顔を持つ新型ESを発表した。ブースに集まった中国メディアは、新型登場に珍しく拍手が沸き起こった。
最初に登場したのは、レクサスのチーフ・ブランディング・オフィサー(CBO)の福市得雄さん。中国マーケットでレクサスブランドが受け入れられ、新型ESへの自信あるスピーチが行われた。
レクサスESはアッパーミドルクラスセダン。日本で展開されているセダンシリーズ、大型のLS、その下に位置するGS、さらにミドルクラスのISなどがFR(フロントエンジン・リヤドライブ)レイアウトを採用するのに対し、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)を選択している。
これまで6世代にわたってモデルチェンジを行い、今回の新型で7代目となる。
日本市場へは、トヨタブランドとしてウインダムの名前で2代目から4代目が販売されていたことを記憶している人も多いだろう。
新型ESは全幅1875mm、全長4975mmというビッグサイズで特徴的なスピンドルグリルに圧倒される。エンジンが2.5リッター・ハイブリッドで、走りにはあまりこだわっていなかったこれまでのESだが、今度は欲張りだ。静かで居住性はよく、走りにもこだわるという。その結果、なんとFスポーツまでラインアップされた。
待望の日本国内にも初めて発売されることが決まっている。今年の秋の予定だ。