安全性を最優先に「ほしい」と思わせる優れたデザインの提案
アフターホイール市場で10%超という高いシェアを誇る「マルカサービス」。安全性とデザイン性を高次元で融合させた『MID』(マルカ・インテリジェント・デザイン)をコンセプトに、フラッグシップブランド『RMP』(アールエムピー)と『NITRO POWER』(ナイトロパワー)を展開。
今回はそのラインアップの中から2×8クロススポークホイール『RMP 028F』とSUV用ホイール『NITRO POWER WARHEAD』を紹介しよう。
同社が近年取り組んでいる『MID』(マルカ・インテリジェント・デザイン)というコンセプトの狙いは、ホイールは安全が最優先の重要保安部品であるため、”ユーザーが安心して購入できる”商品作りと高いデザイン性を両立させることだ。
そのため、開発、デザイン、生産や品質の管理など、日本最高峰のホイールエンジニアたちによる特別チームが担当。工場および自社(国内)で製品試験を行うダブルチェックを実施するなど、厳しいクオリティコントロールのもとラインアップが構成されている。
そのような信頼性の向上を背景に、高次元で具現化したものが『RMP』(アールエムピー)と『NITRO POWER』(ナイトロパワー)という、ふたつのフラッグシップブランドだ。
オーソドックスなスポークデザインに最新技術とデザイン性を投入
“Re Master Piece”(リ・マスターピース)を意味する『RMP』は、応力分散性に優れ、ボリューム感やエレガントさのバランスが良好な2×8クロススポークの『028F』のほか、最新モデルである10スポークの『010F』、2×5スポークの『025F』、ファーストモデルである16本スポークの『016F』の4タイプをラインアップする。
2×8クロススポークの『028F』は、ホイールデザインの定番となる普遍的なスポークデザインを元に、現代のクルマに装着してもベストマッチするようにゼロベースでリデザイン。
飽きのこないオーソドックスなフォルムながら、スポークのサイドウォールは、上面は勾配を寝かせ、下面は勾配をほぼ垂直にするなど角度を切り替え、奥側が影になることで奥行き感を与えている。
さらにセンター部分も複合アールで構成して陰影を強調するなど、随所にギミックが与えられていて、視覚効果を活かすことで個性的かつ豊かな表情を作り出している。
そしてフランジ部分を持ち上げた独自のスポーク断面形状を採用。応力の集中するフランジ部分を肉厚化することで剛性を高めるとともに、スポーク天面の肉を削ぎ落とすことで軽量化した。デザイン的にも足長感の演出にも貢献している。
カラーはハイパーメタルコート×ダイヤモンドミラーカットの1タイプで、サイズは7J×18〜9J×21を設定。
繊細さとワイルド感を融合させたSUV用ホイール
USテイストを日本のヘビーデューティカーに合わせて最適化したのが『NITRO POWER』だ。
今回紹介する『WARHEAD』(ウォーヘッド)は、直線的でゴツゴツとしたUSらしさと、柔らかなアールを持つ日本らしい繊細さを融合したデザインだ。
直径23mmの大型ピアスが打ち込まれた7本のスポークは、中央部に向かって一旦突出してから、角度をつけて落とし込むコンケイブスタイルを採用。想定車種ごとに専用の金型を用いることで、各サイズにおける最大のコンケーブフェイス( 落ち幅)を実現。ナローなリム幅でもディープ感が演出される。
カラーはダークガンメタ+ミラーカットと、セミグロスブラック+ハーフポリッシュの2種類。中央部のセンターパッケージは交換可能で、オプションで赤/青/オレンジ/シルバーが用意され、カラーコーディネートも楽しめる。
サイズは、6.5J×16〜8.5J×20。ランクル・プラドやエクストレイルといったSUV用の5穴タイプのほか、ハイエース、キャラバン用として6穴タイプもラインアップする。
『NITRO POWER』には、クール&ワイルドな同ブランドのイメージを牽引する『CROSS CLAW』(クロスクロウ)もラインアップ。6本スポークデザインのほか5穴ホイール用の5スポークも設定する。
リーズナブルな価格としながらも、デザインと信頼性には妥協しない、こだわりのモノ作り。〝プレミアムスタンダード〞とでも言うべき新世代ホイールである。
【問い合わせ】
マルカサービス
TEL:052・746・7000
http://www.mid-wheels.com