3月24〜25日に日光サーキットで開催
ドリフトマッスルからドリフトキングダムに名称変更して初めての大会が2月25日、筑波サーキットで行われた。ドリフトの面白さは実際の走りを見なければ伝わりにくいが、クルマって、こんなに横滑りしながらも正確にコントロールできるのだと、感動するに違いない。
ドリフトを始めて間もない参加者が多かったクラブマンクラスでも、その腕前はかなりのもの。迫力ある走りやバトルを繰り広げる。もちろんプロフェッショナルクラスは、世界大会出場レベル。なにしろ、日本で始まったモータースポーツ競技は珍しく、JAF公認を受けるまでに成長してきた。
2011年にドリキンこと土屋圭市さん、チューニング界のドンである稲田大二郎さんが始めたドリフトマッスルは、今年からドリフトキングダムという名称に代わった。その第2戦は3月24~25日に日光サーキットで開催される。詳細はドリフトキングダム(DRIFT KINNGDOM)のホームページを見てほしい。
参加車両は、もちろんフロントエンジン、リヤドライブ(FR)のクルマだ。クラブマンレースではかなり年代物のシルビア、180SX、チェイサー、クレスタなど多彩。プロフェッショナルクラスにはRX-7も走っているし、C33ローレルも速い。
採点はサーキットのタイムアタックではなく、フィギュアスケートのような審査で順位を決める。「進入スピード」「区間タイム」「走りの美しさ」「ダイナミックさ」が総合的に判断される。審査員は土屋圭市さんと、今年から日産のレーシングドライバーとしてスーパーGTで大活躍している松田次生さんの2人。松田さんは大のクルマ好きで、本職のレースとは関係なく趣味としてもサーキットでスポーツカーを走らせている。もちろんドリフトも好きで、かなりの腕前であることは言うまでもない。
第1戦の筑波サーキットで、土屋圭市さん、松田次生さんに今年の大会について語っていただいた。