価格面でもハイブリッドが有利になることが多い
さらにいえば、同じようなコンディションであればハイブリッドのほうが買取価格は高めの傾向にある。残価設定ローンなどで比べてみてもわかるが、5年後の残価を考えると新車価格におけるハイブリッドの価格差は結果的にオトクに感じることになるだろう。
新車購入時などの減税でもメリットがあり、しかもパフォーマンスに余裕があり、燃費にも優れ、さらに買取時の値落ちも少ないのが、ハイブリッドカーである。購入から手放すときまでを考えると、ハイブリッドカーを選ぶのは合理的なのだ。
また、長く大事に乗ったときにもハイブリッドのメリットは出てくる。平成31年3月31日まで適用される、現時点での「自動車税のグリーン化特例」のルール下では、13年超のガソリン車はおおむね15%の増税(いわゆる旧車増税)となってしまうが、ガソリンハイブリッドカーは重課の適用外となっている。こんなところにもハイブリッドカーのメリットはあったりするのだ。