マッサージ機能も広まってほしい装備
つぎに、クルマ周辺を空から見ているような、いわゆる「アラウンドビューモニター」。本来、駐車支援機能だが、クルマのまわりにいる小さな子どもやペットを発見でき、駐車場内での不慮の事故を防いでくれる効果にこそ、犬と暮らしているボクは装備する意味を感じている。エンジンオンでクルマのまわりをぐるっと1周見せてくれる機能も、軽自動車を含め増えてきているから嬉しい。
そしてこれはまだボルボの上級車、レクサスLSなどごく一部の高額車にしか装備されていないので、ボクの次期クルマ選びの絶対条件にはならないのだが、運転手が長時間運転していても疲れない=事故が起こりにくくなる……という考え方からすれば、運転席の「マッサージ機能」も隠れ安全装備といえるのではないか。
実際に前両席マッサージ機能付きのボルボXC60で1週間に2回、往復700kmほどの連続運転をしたことがあるが、普通なら帰って来た日は疲れてへとへとで仕事などできないのだが、ボルボXC60でマッサージしながらの快適すぎる運転をし終えた後は、ほとんど疲れ知らず。すぐに仕事に(というかボルボの原稿書き)に突入できてびっくりした次第。後席にマッサージ機能が付いているクルマは以前からあるにはあるが、ステアリングを握っている運転手にこそマッサージ機能が必要と感じている今日この頃である。