ジュネーブショーでAMG GT 4ドアクーペ版が登場! Aクラスも4代目へとフルモデルチェンジ

日本でも人気の高いモデルの新型が続々と登場!

メルセデス・ベンツはスイス・ジュネーブショーでCクラス、Aクラス、Gクラス、そして、「AMG GTクーペ」を発表した。AMG初の本格4ドアスポーツモデルで、あのAMG GTの2ドアモデルがベースだ。

Cクラスは内外装を一新し、スタイリッシュさを増して登場。注目するべき点は1.5リッター直4ターボエンジン(ガソリン)と2リッター直4ディーゼルターボにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた。これは先日、日本で発表されたばかりのSクラスに採用した48ボルト電気システムで、ターボが効くまでエンジンをアシストする。電気モーターは、スターターとオルタネーターの機能も兼ねており、14馬力/160N・mを発揮する。

Aクラスは4代目へとフルモデルチェンジた。スポーティに仕立て上げられたスタイリングも魅力的だが、最新の運転支援システムも装備していることも注目したい。エンジンは1.4リッター直4を搭載し163馬力を発揮。6速MTと7速ATと組み合わせる。内装の注目するべき点はコクピットディスプレイを採用した。

2019年で40周年を迎えるGクラスもフルモデルチェンジ。形こそ従来モデルを踏襲するが、LEDの丸型ヘッドライトなどをデザイン変更。22インチのホイールも特徴的だ。

エンジンは4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、585馬力を9速ATと組み合わせて最高速度は240km/hに到達。AMGモデルには6.3リッターV8エンジンを搭載する。また、モード設定を「コンフォート」にすると1000~3250回転域で気筒休止システム(4気筒走行)が機能する。

そして、スポーツカーの象徴と言えるロングノーズ・ショートデッキスタイルを採用したAMG GTに4ドアバージョンの「AMG GTクーペ」が登場した。

ファストバックの4ドアスタイルはAMGでは初めてとなる。日常使いも可能としながら、サーキットでも楽しめる1台となっている。

4ドア4シーターとはいえ、4リッターV8ツインターボからは639馬力を発揮し、9速ATと組み合わせ最高時速は315km/h。またAMG GT53は、3リッター直6(435馬力)に48ボルトの電気システムを採用。モーターからは22馬力と250N・mのトルクで低回転時のエンジンをアシストする。

インテリアは12.3インチの大型ディスプレイ備えるほか、タービンデザインのエアコン吹き出し口を採用。ディスプレイの表示は「クラシック」、「スポーツ」、「スーパースポーツ」の3種類を選択することが可能で、好みに合わせて設定することができる。

「AMG GT 4ドアクーペ」のデリバリーはヨーロッパで2018年夏頃を予定している。日本導入は来年あたりになるのだろうか。いまから非常に楽しみな1台と言えそうだ。


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