ピスタはイタリア語でサーキットを意味している
フェラーリ・ポルトフィーノが日本で2018年2月に上陸したばかりだが、スイス・ジュネーブモーターショーでは「488ピスタ」が世界初公開された。これまでのV8スペシャルモデルの後継車としての位置づけだ。
「488ピスタ」は、同社レーシングカー488GTE(FIA世界耐久選手権)と488チャレンジ(フェラーリ・チャンレンジ)の技術が注ぎ込まれた1台だ。エンジンは2017年からターボエンジンを搭載する488チャレンジの開発で培ったノウハウを採用し、最高出力は720馬力を発揮する。
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エアロダイナミクスでは、新導入のフロントSダクト、リヤスポイラー+ディフューザーで従来モデルよりもダウンフォースを20%増加している。それによって高速時の安定がさらに高まり、サーキットの走行がより楽しくなることだろう。
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通常モデルよりも90kgも軽くなった1280kgの車重に、エンジンは50馬力アップした720馬力のV型8気筒を運席後方にマウントする。これだけ聞くと、軽量ハイパワーでとても操れないと思うかもしれなしが、フェラーリは「プロではないドライバーがステアリングを握ってもレーシングカー並の走りを堪能できる」と宣言するほどの完成度だという。
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フェラーリのエンジンと言えば官能的な音だ。思わず聞きたくなるサウンドは488GTBよりも、さらに迫力のある音となっているのは間違いないようだ。
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さらに20インチタイヤには、フェラーリ初となるカーボンファイバー製のホイールをオプションとして設定している。
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