シャンプーで汚れを落とし拭き上げないと塗装を傷める
洗車したときに限って雨降るんだよね〜、というのは昔からおきまりの会話。まぁ、そんな気がするだけというのもあるんだろうけど。真面目な話しとして、雨というのは洗車のタイミングとして重要だ。結論から先にいうと、雨が降ったら洗車をしたほうがいいし、雨の前にワックスはかけておいたほうがいい。
なぜなら、そもそも雨というのは空気中のゴミなどを核として、そこに水蒸気がくっついてできるもの。さらに最近の雨は酸性化しているし、黄砂などを含んでいることもあるし、中国から飛んでくる黄砂には汚染物質が付着しているとされる。
もちろん日本の空気もきれいではないし、いずれにしてもいろいろなものが塗装を痛めるのだ。だから、雨の前はきっちりとワックスやコーティングをかけて塗装を保護してやりたい。また塗装についた雨の成分はできるだけ早く洗い流してやりたいので、洗車をするのはボディにとってもいいことだ。
じゃあ、そうなると、雨が降ったら、その後に水道の水で流しておけば、乾いてもきれいかというと、そうでもない。水道の水には消毒のために塩素が入っているし、もともとの成分としてカルシウムが入っていて、放置して乾燥させるだけだと、塗装を傷めたり、シミになったりする。
やはり面倒でもシャンプーで汚れを落として、きれいに拭きあげるようにしたい。ワックスやコーティングもしばらくかけていなかったら、こちらもちゃんとかけておこう。