電動開閉式トランクリッドなど機能的な装備も充実
ラージクラスのフォーマルセダンでは、荷物を積載して長距離移動する際の機能・性能も重要だ。LSのトランクはオーソドックスな形状ながら、必要な容量を確保している。また、そのほかの機能装備も充実しているといえるだろう。
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LSのラゲッジスペースは、セダンならではのオーソドックスな、いわゆる「トランク」となっている。クーペライクなフォルムだが、トランクリッドはイージークローザー付きの電動式。電動で開くだけでなく閉じることもできてとても便利だが、さらに床下に足をかざすと自動でオープンするハンズフリー機能付きだ(エグゼクティブ/バージョンL/Fスポーツに装備)。開くときは前上方に大きく開き、開口部幅も確保されていてアクセスしやすい。トランクスルー構造ではないが、車体そのものが大きいため、ミドルクラスのワゴン車なみ(ハイブリッドで400〜430リットル、ターボ仕様で480リットル)の積載容量を確保する。
ユーティリティ関連では、12.3インチのタッチ式ワイド画面液晶カーナビが全車に標準装備される。オーディオシステムはバージョンL/Fスポーツ/Iパッケージでプレミアムサウンドシステムが標準装備となり、エグゼクティブではマークレビンソンリファレンス3Dサラウンドサウンドシステムとなる。
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そして、なんといってもゴージャスなのが、エグゼクティブの後席まわりの装備。電動でリクライニング、オットマンなどが動き、助手席もロングスライドさせることが可能。シートをリラックスモードに調整していても、ドアを開けると自動的に降りやすい位置にシートが動く。エグゼクティブとバージョンLでは、リヤエアコンも左右独立でコントロールすることができるので、4座席それぞれの温度や風量の設定が可能だ。
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また、エグゼクティブでは後席左右にディスプレイを装備。Blu-rayディスクやSDメモリーカードのスロットも、リヤコンソールに配置されている。スマートフォン経由で映像も見られ、またパソコンやデジタルAV機器との接続が可能だ(AUXジャック、HDMIジャック付き)。
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電源関連では、センターコンソール後部にAC100V・100Wのアクセサリー電源を装備。また、ハイブリッド車ではトランクにAC100V・1500Wの電源端子をオプションで装着することができる(その場合、コンソールの電源もAC100V・1500Wとなる)。豪華なだけでなく、必要な機能や装備が充実した、まさに「おもてなし」のインテリアといえるだろう。
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