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赤い塗装の道路にはどんな意味があるのか? (2/2ページ)

赤い塗装の道路にはどんな意味があるのか?

ドライバーへの注意喚起やすべり止めの効果も!

 道路=アスファルトといえば黒い色というイメージだが近年、路側帯を強調した緑の路面や青色の路面など、カラー化された路面をよく見かけるようになった。なかでも一際インパクトのある赤い路面は、どんな目的でカラー化されているのだろうか?

 むかーし、落語で「空があんなに青いのも 電信柱が高いのも 郵便ポストが赤いのも みんなあたしが悪いのよ」というセリフ(都都逸)が流行ったが、赤い道路はなぜ赤いのかを調べてみた。東京近郊で赤い路面というとすぐに思い浮かぶのは、首都高速。そこで、首都高のHPを見てみると“注意喚起カラー舗装”という名前で下記の文言が書かれていた。

「近年、カーブ区間で速度超過が原因と考えられる施設接触事故(側壁等に衝突する事故)が増加する傾向にあり、施設接触事故が特に多いカーブ区間の舗装を赤くしてお知らせしています。赤い舗装が見えたら、特に速度を落して走行することを心がけてください」と紹介されていた。つまり交通事故防止のため交通安全対策施設の一環で、路面のカラー化を行っているということ。

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