【大阪オートメッセ2018】ディクセルがサーキットも走れるコスパ抜群のブレーキパッド「SSタイプ」を参考出品!

所有者のニーズに合わせたブレーキパッドが登場!

2月10日(土)より12日(月・祝)までインテックス大阪で開催した「大阪オートメッセ2018」。地元・大阪から出展しホール6bにブースを構えたブレーキパーツメーカー・ディクセルは、今夏発売予定のブレーキパッド「SSタイプ」と、今春発売予定のブレーキフルード「ディクセルウルトラレーシング」を参考出品した。大阪オートメッセ

「SSタイプ」は車検交換タイプの「ESタイプ」と、ストリートのスポーツ走行からサーキット走行までこなす「Zタイプ」の中間に位置する、国産スポーツカー専用の“ストリートスポーツ”パッド。 ストリートがメインで年に1~2回スポーツ走行を楽しむ国産スポーツカーオーナーをターゲットに、高い初期制動力と踏力に応じた効きを両立。

鳴き止めシムを標準装備し快適性にも配慮している。 対応温度はESタイプが0~600℃、Zタイプが0~850℃なのに対し、SSタイプが0~700℃。ミドルサイズのスポーツカーがサーキット走行会に参加するには充分以上といえる。

価格はESタイプがフロント8000円〜/リヤ6000円〜、Zタイプがフロント2万2000円/2万円のところ、SSタイプは前後とも1万2000円〜となっており、初めてサーキット走行に挑戦する人、あるいは頻繁にサーキットを走行しパッドを交換するユーザーにも適しているだろう。

主な対応車種は86/BRZ、インプレッサ、レガシィ、ランサーエボリューション、S2000、シビック、インテグラ、ビート、スカイライン、シルビア、チェイサーなどとなっている。続いて「ディクセルウルトラレーシング」は、あえてFMVSS規格外とし、GT3/4マシン、耐久/スプリントレースでの使用まで想定した、最上級のレース専用ブレーキフルードだ。

従来からのDOT4規格に対応する「328レーシング」よりも高温下でペダルダッチの変化が少なく、高いコントロール性を長時間維持できる。ドライ沸点は325℃、ウエット沸点は211℃。500ml缶1本あたりの価格は3000円。

また、ディクセルのブースには初代トヨタ・セリカと、ブレーキパッド「ESタイプ」およびディスクローター「SD」の同車対応品を展示。「ユーザーからの要望があり鋳型が残っていれば、旧車に適合するパッドの復刻を検討する」というディクセルは、実際にトヨタ2000GT用ローターを復刻している。ブレーキ関連部品の入手に困っている旧車オーナーは、まずはディクセルに相談すると良いかもしれない。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

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