軽商用車モデルのカスタマイズにも注目が集まった
大阪に拠点をかまえるダイハツが大阪オートメッセに9台のカスタマイズカーを展示した。パールホワイトと黒を組み合わせる「プレミアム」と往年のモデルをモチーフにした「スポーツ」、アウトドアシーンをイメージした「アクティブ」なカスタムを施したクルマが勢揃いした。
パールホワイトに彩られたタント、ムーブキャンパス、トールの3台のルーフへ黒をあしらうことで、クールでプレミアムな高級感を演出している。トールは迫力のあるグリルで、5ナンバー乗用車とは思えない存在だ。
東京オートサロンのダイハツブースでは展示したモデルの人気投票を行い、なかでも「ミライース」のスポーツ仕様が絶賛されたという。その理由はミラTR-XXを彷彿されるような格好やスポーティなスタリングに共感を得たのではないだろうか。「エコカーですが、エアロパーツとマッチし、来場者に受けが良かったのかもしれない」とデザイナーの米山さんは話す。ミライース・スポルザに関して発売の予定は? と訪ねると「これから検討していく予定です。おかげさまで、ブーン・スポルトは売れ行きがいいです」と教えてくれた。
人気で言うと、軽商用モデルの2台も評判が良いという。じつは、ジャンボ(軽トラ)はシートがリクライニングする機能付きだ。これは、あまり知られていないが、実はシートリクライニングはダイハツのみだったりする。また、ハイゼットカーゴも、もともとデッキバンがあることを知られておらず、こういった展示で知られて購入につながることもあるという。
既存のモデルにほんの少し、遊び心を交えたカスタマイズができる、ダイハツのお洒落なモディファイに今後も期待したい。