目玉は2003年式を80年代風に仕上げたランクル
いまなお根強い人気のトヨタ・ハイエースやランドクルーザーをベースに独自のカスタマイズを行う「FLEX」が東京オートサロンに6台のデモカーを展示した。なかでも注目は100系ランドクルーザーだ。
2017年4月に「Renoca(リノカ)」というブランドを立ち上げたFLEX。これは、古くからあるものを大切に、自分らしさを表現したカスタマイズを行い、ずっと乗りたい、愛せるクルマに育てていくリノベーションカーを「リノカ」と名付けたもの。そのなかから、今回は2台のランドクルーザーを展示していた。
オリジナルレッドを纏う2003年式のトヨタ・ランドクルーザーは、100系をベースに1980年から90年まで生産をしていた角目4灯の後期型60系をインスパイアした新作。オリジナルの内装やクラシカルなホイールを装着するこの「Renoca106」は、FLEXの次期フラッグシップとなることだろう。
もう1台のサンドベージュ色を纏うランドクルーザー95プラドは、女性アパレルブランド「Ungrid(アングリッド)」とコラボレーションをした1台。ディーゼルエンジンを好む人が多いが、あえてガソリンエンジンモデルを選択し、男性のイメージが強い大きなSUVを女性にも楽しんでもらえる1台となっている。
そのほかにも魅力的な車両を展示していたのでご紹介したい。
・FLEXカスタム アーバンワイルド
フレックスが提案する新車コンプリートカーが「アーバンワイルド」だ。ハイエースのS-GLをベースに、都会やビジネスシーンといった日常生活で気兼ねなく乗れるコンプリートパッケージとなっている。
・Renoca コーストライン
どことなく懐かしい、アメリカ車らしく仕立てられたハイエースは、じつは2010年式。古くもなく新しくもないコーストラインのハイエースは十分個性を主張できるだろう。
・FLEXカスタム
FLEXのオリジナルコンプリートカー「ランドクルーザープラド150」は、なんと特注フルラッピング仕様。山や海といったアウトドアシーンから、都会の街並みまで、場所を選ばず似合う1台だ。
・FLEXカスタム
本格オフローダーに仕立て上げられたFJクルーザーは、会場でも人気の1台。個性を引き出すならランドクルーザーやハイエースも良いが、FLEX色に仕立て上げたFJクルーザーも一つの選択かもしれない。