往年のファン垂涎のラリーマシンも登場する!
SUBARUは、同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)と共同で、2018年1月12日(金)〜14日(日)に幕張メッセで開催される「東京オートサロン2018」に出展する。
注目の出展車両は、安心と愉しさを追求し続けるSUBARU×STIの将来ビジョンを具現化した「SUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT(スバル ヴィジヴ パフォーマンス STIコンセプト)」だろう。第45回東京モーターショーに出品した「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」をベースに、STIがモータースポーツ活動やコンプリートカー開発で培ったノウハウを凝縮したコンセプトカーだ。
まだ詳細は不明だが、エクステリアは専用のフロントバンパー、サイドシルスポイラー、そしてSTIコンプリートカーらしいハイパフォーマンスをイメージさせる大型のトランクスポイラーを備えていることがわかる。ビジュアルのスポーティさはもちろんのこと、エアロパーツによる空力特性の向上でクルマ本来の性能にも磨きがかけられていると想像でき、また「走りを極めれば安全になる」の考えのもと、世界トップレベルの走りを目指したSTIの情熱と夢が込められている。
「レヴォーグSTI Sport-STI Performance-」、「SUBARU BRZ STI Sport -STI Performance-」は、STIが手掛けるパフォーマンスパーツを装着したカスタマイズモデル。フレキシブルタワーバーやフレキシブルドロースティフナー、エアロパーツなどドライバーの意のままに操れるハンドリングと走行性能をさらに高めるパーツは、市販されているものと同一のものと思われるので、カスタマイズの参考にしてもいいだろう。
そのほかモータースポーツ車両では「WRX STI NBR CHALLENGE 2016」や「SUBARU BRZ GT300 2017」を展示。
さらに、歴史車両としては「SUBARU LEGACY RS 1993 NEW ZEALAND RALLY(ニュージーランドラリー)」、「SUBARU IMPREZA 555 1996 SAN REMO RALLY(サンレモラリー)」といったファン垂涎のマシンが登場する。
そして、2017年秋に登場したSシリーズ史上最高モデル「S208」も展示される予定だ。
またオートサロン開催中に、SUBARU×STIの歴史トークショーや、メカニックトークショーも予定されており、タイヤ交換のデモンストレーションなども行われる。さらに、スバルスターズがSTIパーツについて、サウンドパフォーマンスを交えて紹介する華やかなプレゼンテーションが行われるほか、オートサロン限定グッズの物販もあるので、こちらも目が離せない。
コンセプトモデルの全体像はまだ明らかではないが、公開されている写真からは、STIのイメージカラーであるチェリーレッドのアクセントが随所に見られる。
スバルファンはぜひ自身の目でその全貌を確かめてほしい。