週末だけの探検家! 三菱が提案する「雲海探し」が想像以上に面白い (2/3ページ)

凍結路でも安心感のあるデリカD:5の走り

今回、雲海を見に行くスポットは長野県にある美ヶ原高原だ。高原の頂上に構える今回の雲海スポット「王ヶ頭ホテル」を目指して駐車場から約40分ほどトレッキングをする。

我々取材班は、初日のアクティビティが行われたoutside BASEから美ヶ原高原駐車場までの移動など、合計約130kmの道のりをデリカD:5でドライブ。試乗車は特別仕様車「シャモニー」だ。三菱デリカD:5

凍り始めているところもあれば、雪も水もないドライ路など、バラバラな路面状況の中、2WDと4WDをダイヤルで切り替えながら走行。山を登るにつれて路面もアイスバーンになるものの問題なく駆け上がるデリカD:5に、頼れる男が格好良く見える女性の気持ちがわかった気がする……。三菱デリカD:5

翌朝、3:30にクルマに乗り込むと、メーターにはマイナス6度という表示。正直、ガチガチに凍ったアイスバーンを走るのは初めて。下手にアクションを起こすよりもクルマに任せよう……そう思いながら出発した。三菱デリカD:5

前日、普段デリカD:5に乗っているオーナーさんに取材をしたとき、「デリカD:5の魅力は、アイポイントが高いことと、見切りが良いこと、それからディーゼルエンジンの力強さ」との回答が得られたので、そこを意識しながら運転をしてみた。

たしかに、アイポイントが高く車幅感覚が掴みやすく、クルマのすれ違いの時も道路脇の側溝にタイヤを落とす心配もなさそうだ。暗闇のなか、右に左へと回り込む凍結した峠道をコーナーリングランプが照らしてくれるため、路面を先読みできるのも嬉しい。三菱デリカD:5

サイドミラーも適切な大きさで、周囲の状況を良くつかめる。ルームミラーからの後方の視界性がいい点も安心できるポイントだ。また、クリーンディーゼルエンジンは1500回転からトルクを発揮してくれるため、少しのアクセル踏み込みで十分に加速していく。三菱デリカD:5

そして、勾配のきつい登り坂のヘアピンのようなところでも曲がっている最中に加速をしようとすると滑るかと思いきや、そこはさすが三菱の4WD! タイヤの空転を抑えつつ、しっかりとクルマが前へ進んでいく。三菱デリカD:5

さて、頂上に到着し参加者が乗ったバスを待つ。さすがマイナス8度は手がすぐにかじかむ寒さ……このまま立っていたら「凍るど」なんて寒いギャグを言い放ち完全に滑ってしまったが、デリカD:5は道中、多少の無茶をしても滑らず何とも優秀だと感じた。三菱デリカD:5

6時過ぎに到着したバスから降りてきた参加者はすっかり目が輝いていた。それもそのはずだ。これから未知なる世界に向かって歩き出すのだから。かんじきをはいて、向かう場所は王ヶ頭ホテル!三菱デリカD:5

快晴だが、やはり風が吹き、体力を奪う中、誰ひとり音を上げることなくひたすら歩き続けること40分。そこには、美しい景色が待っていた。

しかしながら空気が乾燥しすぎた結果、川からの湿気が上がってこず、残念ながら雲海は見られず! それでも参加者の皆さんは「素晴らしい景色が見れて感動です。自分の足で登った先に、こんなにクリアな景色を見れて満足です! 本当は雲海が見たかったですが、これはこれで素晴らしいです」と話す。

駐車場へと向かう一同の先には美しい空の色彩と太陽が雪を照らす神秘的な空間が広がっていた。これは頑張って探検をした人だけが味わえるご褒美だろうか。自然は自分が思っていたよりもずっと美しいと再確認。三菱デリカD:5

再び、outside BASEを目指しデリカに乗り込む。気温が上がり少し溶け始めている路面と、日陰で凍ったままの路面が二つの顔を現す。とはいえ、上り同様にデリカD:5は頼もしかった。安全な速度さえ保てば、怖い思いをせずに普通に走行できる。三菱デリカD:5

途中、少し速度を上げると、ヘアピンでフロントタイヤが外へと逃げる場面があったが、アクティブスタビリティコントロールが瞬時に介入し、ヒヤリとすることなく回避。走破性、安全性、快適性など、10年以上も販売され、ファンに愛され続けているデリカD:5の魅力が少しだけわかった気がする。三菱デリカD:5

この「少しだけ」というのは、実際に所有し、キャンプ、BBQ、野鳥撮影など、さまざまな活動のなかで、荷物の積み降ろしなどを行うと、もっと魅力が伝わるとオーナーさんに聞いていたからだ。

それでも、わずか260kmの付き合いの中でこのクルマの良さはわかった。デリカD:5の魅力をまずはディーラーの試乗車で体感してほしい。三菱デリカD:5

なお、現在、三菱では2017年12月1日から2018年1月21日まで、デリカD:5の発売10周年を記念した冬の本格アウトドアギアプレゼントキャンペーンを行っている。こちらはアウトドア界で人気のクリエイティブディレクター・アクタガワ タカトシさん監修の元、厳選された冬のアウトドア製品をプレゼントするというもの。応募条件は日本国内で普通免許をもってるだけ。あとは特設WEBページでデリカメールマガジンに登録し、必要事項を記入すればOK。このチャンスは逃さないよう注意してほしい。三菱デリカD:5


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