よりアグレッシブなスタイルへと変身を遂げた
本田技研工業は、2018年2月にマイナーチェンジを予定している高級セダン「レジェンド」の概要を、ホームページで先行公開した。
今回のマイナーチェンジでは、ボディ、シャシー、エンジン制御など、細部にわたりチューニングを施している。また、骨格幹部の強度を上げるために接着剤の塗布範囲を拡大してボディの剛性感をアップさせたほか、ステアリング操作のレスポンスを向上させたことで、意のままに操れるクルマとの一体感を追求した。
エンジンと3つのモーターによって四輪の駆動力を自在に制御する世界初のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」と、最高出力314馬力、最大トルク371N・mの大パワーを発揮する3.5リッターV6 直噴i-VTECエンジンを搭載。ホンダの技術が結集した、まさにフラッグシップモデルである。
エクステリアは、フロントとリヤのデザインを大胆にブラッシュアップ。台形型を基調とするワイドな造形と、特徴的なヘッドライトによりシャープな印象に仕上げた。
ボディカラーは、質感の高いマジェスティックブラック・パール、プレミアムクリスタルレッド・メタリック、プラチナホワイト・パール、スーパープラチナ・メタリック、ギルデッドピューター・メタリック、プレミアムディープロッソ・パール、モダンスティール・メタリック、オブシダンブルー・パールの全8色を設定。
インテリアは、シートの形状や表皮の質感をアップさせ、より上質な空間を作り上げている。カラーは、プレミアムブラック、ディープブラウン、グレーストーン、シーコースト・アイボリーの全4色を設定し、ボディカラーとの組み合わせを自由に選べるのも魅力。
さらに先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」にトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を初搭載ている点にも注目だ。
このシステムは、ミリ波レーダーと単眼カメラを融合した高精度な検知機能を持っている。高速道路での渋滞時では、0km/hから約65km/hで前走車との車間を保つ車線維持支援機能や、自車の走行車線をキープするようにアクセル、ブレーキ、ステアリング制御を可能とした渋滞追従機能付ACCを装備し、ドライバーの運転負荷と疲労の軽減をサポートする。
ラグジュアリーで走りも楽しくて、しかも安全性も高い、ホンダの最新技術をすべて盛り込んだといってもいい新型レジェンドの発売が今から待ち遠しい。