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【美人自動車評論家】吉田由美の「わたくし愛車買っちゃいました!」その34

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AMGがスーパーGT最終戦で優勝&初のシーズンチャンピオン獲得!

 なんだかんだ言ってほぼ毎年来てしまうスーパーGT最終戦。今年も来てしまいました。やはり今年の締めくくりのレースですし、最後まで結果がわからないのがレース。

 今回のレース以外でのトピックは、ドイツの人気自動車レース「DTM」が2018年から日本の人気レース「スーパーGT」のGT500クラスとの規定の共通化を交渉中で、なかなか難航しつつも、2019年から日本の「スーパーGT」が使用している2リッターのターボエンジンの使用を決定したこと。

 そのため、両レースでそれぞれ交流のデモランを行うことになり、このスーパーGT最終戦のもてぎでデモランが行われました。3台のDTMマシンが走行しましたが、その中でメルセデスベンツは2019年に撤退するため、日本で見ることができるのはあとわずかという貴重なクルマ。

 そしてメルセデスベンツにとっては、今回のレースは嬉しいレース。GT300クラスで3位スタートの#65号車「LEON CVSTOS AMG(レオン クストス AMG)」黒澤治樹/蒲生尚弥組が優勝。そしてシーズンチャンピオンに輝いたのも#17号車「グッドスマイル 初音ミク AMG」谷口信輝/片岡龍也組。

「LEON CVSTOS AMG」の黒澤元治監督のお話によれば、「優勝は予想していた。ブリヂストンタイヤはリヤが温まりにくい特性を持っていて、ピットインの時にフロント2本だけ替えてリヤは変えないという作戦をとりました。今期は今日と鈴鹿1000kmで優勝し、2勝しましたが、勝てるはずだったタイのレースで0ポイントというのが痛かった……」

「そこで勝てていたら、シーズンチャンピオンが獲れていたと思う。来年も大きくチームの体制を変えずにシーズンチャンピオンを目指したい。」とのこと。

 また、今日のゴールの瞬間、私はメルセデスベンツ日本の上野社長の喜びの表情を写真に収めようと上野社長がいる部屋を訪れ、その瞬間を迎えましたが、喜び爆発というより、喜びを噛みしめている様子。そしてあらかじめ準備してあった優勝記念Tシャツを着られる喜び(たぶん)。

 なんとメルセデスベンツはスーパーGT参戦以来、シーズンチャンピオンは初めて。嬉しい瞬間に立ち会えてよかった。そして貴重な優勝記念Tシャツを1枚いただいておけばよかったと大後悔。

 とにかくおめでとうございました!

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