乗用車感覚で乗れるトラックを展開しドライバー不足に対応
2017年10月28日から一般公開が開始された第45回東京モーターショー2017。UDトラックスの村上吉弘社長はプレスカンファレンスにて「他社よりも快適で運転しやすく、環境性能や先進安全性、効率のよい稼働率を実現するスマートロジスティクスを実現していく」と発表した。
それを具現化したのが今年4月にデビューした「クオン」だ。女性や初心者でも乗用車感覚で運転できることを大々的にアピールしていた。
現在、物流業界ではEコマースなどの普及によりドライバー不足が深刻であるが、こういった問題の解消に寄与できるモデルと言える。
さらに、ユーザーの幅広いニーズに応えるべく「UDロードサポートサービス」や技術的な質問などにも対応する24時間利用可能なテレフォンサービスを開始することも発表した。こうしたサービスからも乗用車感覚で運転できることがわかるだろう。
さらに、衝突被害軽減ブレーキ「トラフィックアイブレーキ」やふらつき注意喚起装置「ドライバーアラートサポート」など先進の安全運転支援装備が充実しているのも見逃せない。
同ブースでは、VRを使って先進安全機能を体感できるコーナーや、普段乗る機会がない「クオン」に乗り込むことも可能だ。トラックドライバー意外でも、一見の価値があるブースといえるだろう。