BMWは大注目のコンセプトZ4など5台をアジア初公開! 【東京モーターショー2017】 (2/2ページ)

発表直後の市販モデルも多数並ぶ

「6シリーズ グランツーリスモ」は従来ラインアップされていた5シリーズ グランツーリスモの後継車だ。フランクフルトショーでワールドプレミアされたニューモデルである。全長5105×全幅1900×全高1540mmと、5シリーズ グランツーリスモより105mm長く、25mm低くなったボディはより優雅なスタイリングへ進化した。スタイリッシュなクーペスタイルとラグジュアリーセダンをミックスした秀逸なデザインといえるだろう。大型のリヤハッチの採用で使い勝手も申し分ない。

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 国内に投入される「640i xDrive Gran Turismo M Sport(10,810,000円・税込)」は340馬力/450N・mを発揮する3リッター直列6気筒ツインターボを搭載。また注目は部分自動運転を可能とした「ドライビング・アシスト・プラス」を採用している点。これは同社最新の安全機能・運転支援システムのことで、ルームミラー内のステレオ・カメラやミリ波レーダー・センサーを前方に3基、後方に2基装備し車両周囲を監視。夜間や悪天候下でも危険を検知し、ドライバーに警告することで、安全をサポートしてくれる機構だ。

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 また、このモデルにもローンチエディションとして40台限定の「新型BMW 640i xDrive Gran Turismo M Sport Debut Edition」が用意されている。

 上記4台のコンセプトモデルや新型車のほかにもBMWのブースは、ゾーン分けしてさまざまな注目モデルを展示した。

 ハイパフォーマンスモデルの「M」ゾーンでは、「M2」や「M4CS」、「M760i」を展開。注目は「M4CS」で、同社いわく「初代E30型M3ヴォリューションの系譜を継ぐハイパフォーマンス・カー」。フロントバンパーにカーボン・フロント・スプリッターやMコンパウンドブレーキ(オプションでMカーボン・セラミック・ブレーキを選択可)を採用したほか、3リッター直列6気筒ツインターボはノーマルより10馬力&50N・mアップの460馬力/600N・mをマーク。ニュルブルクリンク北コースで7分38秒というベストラップを叩き出す、スーパーマシンである。

  

 このほかSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)ゾーンには、発売されたばかりの新型X3やX6Mを出品。前車は2リッター直列4気筒ガソリンターボ、ディーゼルターボがラインアップされるFRベースの4WDで、会場にはX3 xDrive20d M Sportを持ち込んだ。

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 さらには電動化ブランドiシリーズのi3、i8や530e iPerformance、740e iPerformanceを展示した。530eは車両とともにワイヤレス・チャージングをディスプレイ。現時点ではいつ市販されるかは未定だが、来たるべき電動化時代の本気度が伺えた。

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 また、同社のモーターサイクル部門も併せて出展しており、G 310 R、K 1600 B、R nineT Urban G/S、C evolutionを会場に持ち込んだ。C evolutionは既に市販されている最大航続距離160kmを誇る電動スクーターで、普通充電用200Vで80%まで3.5時間で充電が可能とのこと。

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 BMWは、クルマ好きのみならず、バイク好きにとっても注目のブースといえそうだ。


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