ルノーのエンブレムまで黒いコチラは30台限定で抽選販売
ルノー・ジャポン株式会社は、ルノーF1マシンの要素を盛り込んだ「ルノー カングー フォーミュラー エディション」を10月12日(木)より30台限定で発売した。フォーミュラーエディションの乗用車タイプは世界でも日本のみの設定で、抽選による販売となる。
ルノー カングー フォーミュラ エディションは、今年でルノーF1参戦40周年を記念したブラック×イエローのカラーリングとなっており、愛らしいカングーがレーシーに変身。F1のスピリットを感じさせる特別な1台である。
ユニークで遊び心あるデザインとポップなカラー、そして広い室内空間とユースフルさを併せ持つカングーはLUDOSPACE(ルドスパス:遊びの空間)と呼ばれ、欧州で親しまれてきたミニバンだ。
今回の特別仕様車のボディ全体はノワール メタル M(メタリック)に身を包み、またルノーのロゴである「ロサンジュ」もブラックでまとめ、フロントブレードとフロントフォグランプトリムを、ルノーF1の特徴的な黄色であるジョン シリウス M(メタリック)カラーとすることでアクセントを加えている。
日本で登場したカングーの限定車でボディにブラックが採用されるのは初。レーシーな見た目にこだわり、この色を選択したのだろう。また、ボディサイドには「FORMULA EDITION」の文字が入ったイエローが眩しい専用サイドストライプが特徴的。
足もとには、ブラックで引き締められた15インチのブラックアロイホイールにはイエローセンターキャップを採用した。さりげないワンポイントも忘れていない。インテリアにおいては、ピアノブラック調のブリリアントブラックセンタークラスターで、エクステリアとは対照的にシックな空間に仕上げられている。
この限定車のベースはルノー カングー ゼン EDC。1.2リッターターボエンジンと6速EDCのパワートレインを搭載し、変速ショックが少ない安定してスムースな走行性能も特徴のひとつだ。
ルノーのF1への情熱が込められたスペシャルモデルのメーカー希望小売価格は、税込269万円。ベースとなるルノー カングー ゼン EDCが259万円であり、わずか10万円高であることを考えれば、この特別仕様車がいかに魅力的かがわかるだろう。