1台で約10億円の稀少なロードカーも展示された
フェラーリは、2017年10月13日に、創立70周年を記念したモデル「ラ・フェラーリ・アペルタ」を日本で初公開を行った。そのほかにも70周年を記念したテーラーメイド車両の5台を一般にお披露目。
また、70周年を祝うラリーイベントのスタート会場となった両国国技館には最新モデルが7台、9台の歴代モデルが展示され多くのギャラリーに注目されていた。
70周年を記念し、フェラーリ・ジャパン&コリア代表取締役社長リノ・デパリオさんは、「いよいよ世界ツアーがここ日本の両国国技館に到着しました。幸運なことに両国国技館で先日、大相撲九月場所を見ることが出来ました。とても素晴らしい経験でした。幕内くらいのレベルになると卓越した技術が欠かせなくなります。フェラーリも素晴らしい技術を持つ世界のスポーツカーとして共感ができる」、と語った。
続いてフェラーリ極東・中東エリア統括CEOピーター・クネヒテルさんが登壇し、ヒストリーや車両について説明行った。「フェラーリは70周年という節目を迎えました。エンツォ・フェラーリが何を成し遂げたのかを改めて振り返る機会となっている。エンツォ・フェラーリはイタリア・マラネロという小さな街でスポーツカーブランドの創設を夢見ていました。1947年3月12日、その歴史が始まりました。フェラーリ初の12気筒エンジンを搭載したロードカー125Sの誕生でした」、と紹介する。会場には1961年式の250GTベルリネッタ・パッソコルトをはじめ、ディーノやテスタロッサ、40周年を記念したモデルF40、そしてF1テクノロジーを市販車に詰め込んだエンツォ・フェラーリといった歴史あるロードカーを9台展示した。