「お披露目会場は日本初、成田空港の格納庫!」
山梨県・西湖で行われていた某国産SUVの試乗会後、私が向かったのは都内を通り過ぎて、千葉県の成田空港。ここに来た理由は、イタリア・ミラノからボーイイング747チャーター機で運ばれてきた、マイナーチェンジした2018年型マセラティ「グラントゥーリズモ」&「グランカブリオ」のお披露目イベントに出席するため。
この日到着したばかりの新型「グラントゥーリズモ」「グランカブリオ」が、到着した成田空港国際空港貨物ターミナル地区内の格納庫でそのまま披露されるという、成田空港でも初の試み。しかもここは「制限区域」ということで、立ち入るにはパスポートなど身分証明が必要だったり、アルコールが禁止。しかも私が困ったのはスマホでの撮影が禁止だったこと。
現在私はデジカメではなく全部写真はスマホで撮影しているので、写真が命(?)の私にとっては大ピンチ。慌ててオフィシャルカメラマンに写真をお願いしましたが、その後プレスとしてスマホで写真撮影するための特別許可をいただいたのでホッ。
発売から10年。今回マイナーチェンジされた新型「グラントゥーリズモ」「グランカブリオ」の一番のトピックは、「スポーツ」と「MC(マセラティコルセ)」の2つのバージョンが設定されたこと。MCは先代のMCストラダーレの後継モデルで、マセラティ伝統のレースをフィーチャーしているため、「スポーツ」にくらべてエアインテークが強調させるデザイン。
エンジンは共にフェラーリ製の4.7リッターV型8気筒エンジン搭載し、6速ZFオートマチックのギヤボックスを組み合わせます。引き続きピニンファリーナデザインを採用した4人乗りクーペスタイル。
そしてインフォテイメントが新型となり、8.4インチの画面は高解像度静電容量タッチパネル式に。デザインはほとんど変更がありませんが、フロントはヘッドライトとクロームで縁取られた六角形などで、エレガントで空力が良くなるように変更されています。
発表会会場に入ると、巨大なボディにマセラティのロゴが描かれたボーイング747。その足もとに運ばれてきた28台の「グラントゥーリズモ&グランカブリオ」。この飛行機に同乗してきたマセラティ・ジャパン広報の野村奈津子さんによると、機内には2列で2段にして28台の新型「グラントゥーリズモ&グランカブリオ」を積載。機内の上のフロアには4席分のシートがあり、そこに野村さんや今回、撮影を担当した桐島ローランドさんなどが同乗したとか。
しかし機材は残念ながら若干古く、「エンタテイメントもWi-Fiもなかった」とのこと。さらに輸送はワルシャワ経由でやや時間がかかったとか。
とはいえ、私にとっては未知の経験なのでちょっぴり羨ましかったりして!? そんな野村さんには、10月26日発売の雑誌「CARトップ」の私の連載コラム「ドキドキ女子会」にご登場いただきます。こちらもお楽しみに!