世界初のレベル3自動運転技術を搭載した市販車A8も展示
アウディ ジャパン株式会社は、2017年10月25日(水)より開催(一般公開は28日から)される第45回東京モーターショーで、日本初公開モデルを含む合計9台を出展する予定だ。
今年のフランクフルトモーターショーで発表された、レベル4の高度な自動運転技術を搭載した電気自動車のコンセプトモデル「Audi Elaine」や新型「Audi A8」など、注目のモデルも並ぶ。展示モデルは、日本初出展となる「Audi Elaine」、「Audi A8」、「Audi A8 L」、「Audi Q8 sport concept」、「Audi RS4 Avant」の5台。このほかに「Audi RS 5 Coupe」、「Audi R8 Spyder」、「Audi SQ5」、「Audi Q7 e-tron」の4台を出展する。
Audi Elaineは電気自動車のSUVクーペであり、高速道路や駐車場などの限られた場所で、ドライバーの支援や操作を必要としないレベル4の自動運転システムを搭載している。Audi ElaineはAudi AIによって、車両が自発的に高速道路走行時に車線変更を行うなど、ドライバーの長距離ドライブによる疲労からの解放を手助けしたり、ドライバーが規定するAudi AIゾーンと呼ばれるエリア内であれば、洗車場やガソリンスタンド等のインフラを見つけてリンクし、自動的にサービスを受けたり、そのほかドライバーに時間的余裕と快適性をもたらす最新鋭のシステムを搭載している。
新型Audi A8は、国際基準によりレベル3に分類される条件付き自動運転に対応して開発されており、これは市販モデルとしては世界初のクルマである。中央分離帯のある混雑した高速道路や2車線以上の道路を60km/h以下での走行時に、センターコンソールにあるAIボタンを押せば、ドライバーに代わって運転操作を行うAudi AI トラフィックジャムパイロットを搭載している。
史上初となる最先端のオートパイロット技術を搭載したモデルをしっかり確認し、Audiが提供するテクノロジーの革命をぜひ会場で味わってほしい。