【試乗】新型メルセデス・ベンツSクラスは乗り味・安全性・快適性のどれをとっても一級品 (2/3ページ)

Sクラスとはいえ20インチまで履きこなすAMGの足まわりはハード

 次にAMG S63ロング4マティックに乗り換える。AMGはワンマン・ワンエンジンの制作ポリシーを貫き、S63の搭載するM177型4リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンには、エンジン組み立て責任者のネームプレートが装着される。

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 M176型同様に、4気筒の気筒休止システムを備えながら最高出力は612馬力に及び最大トルクも900N・mと強大だ。4輪駆動のAMG4マッチックは前後トルク配分を0-100から50-50まで、自動的に可変制御され旋回性とトラクションを好バランスに保っている。

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 ロングボディの車体をものともさせない動力性能は圧倒的でAMGサウンドとともに魅力的だが、20インチの高性能タイヤを履きこなすサスペンションは固く乗り心地はS560とはまったく異なるハードな乗り心地だった。

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 安全機能やテレマティクスなど機能性は全モデル同レベルで新型Sクラスはシリーズ全体で大幅な進化を果たしていることが確認できた。

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中谷明彦 NAKAYA AKIHIKO

レーシングドライバー/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

中谷明彦
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海外巡り
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クリント・イーストウッド、ニキ・ラウダ

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