お客さんを送った帰りのタクシー・高速料金は誰が払う? (2/2ページ)

都心で営業するタクシーの場合都内に入ってからは運転者負担

 さて今回のテーマはお客を送っていったあとの高速料金は誰が払うのかというもの。あくまで東京23区及び武三地区の事業者のタクシーのケースでいくと、東京都内に入るまでの高速料金は事業者負担となる。

 たとえば埼玉県のさいたま新都心付近までお客を送っていったとすると、帰りの首都高速道路・埼玉大宮線の料金はタクシー事業者負担となる。そしてタクシーは戸田南で降りて一般道を利用しなければならない。

 つまり首都高速5号線の料金については事業者は負担しないし、戸田南で降りて笹目橋を渡れば東京都板橋区なので営業区域となるので、高速道路を降りて営業することになっている。つまり営業区域内に入っても、高速道路を走れば、その分は運転手の自己負担となるのである。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

-

愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

新着情報