トヨタブースはあると便利なお手軽サポートアイテムが充実
トヨタブースでは、福祉車両はもちろん、快適なお出かけをサポートするサポトヨプラスの各商品が紹介されていた。回転クッション(1万6200円)はシートを回転させるのではなく、座面が回転することで身体の向きを簡単に変えられ、 乗り降りをサポートする座布団型のクッション。乗車中は自重で固定、乗降時にアシストグリップなどを握って少し体重を浮かすことで回転が可能となる。
ステップ(170mmタイプ・3万2940円)は、地面が不安定な場所でも安定し、ステップ部分の面積が大きくのぼりやすい置き型ステップ。さらに両手で身体を支えることができるアシストグリップ(ヘッドレスト取付タイプ・1万6200円)、杖を立てて収納できる杖ホルダー(5508円)、電子インナーミラー(5万9400円)や後席確認ミラー(4320円)など運転のちょっとしたサポートをしてくれるアイテムも充実。
イタリアの運転補助装置の メーカー、グイドシンプレックスを扱うGSTでは、そのグイドシンプレックスの新製品を展示。「ツイストレバー2005D」(写真下右)はグリップを押すとブレーキ、右に回転させるとアクセルという動きで、足元のスペースを広く活用することが可能。
さらに「スロットルレバー2015A(仮称)」は、グリップを前に押すとブレーキ、スロットルレバーを手前に引くとアクセルという操作。
また、このブースでは、NPO法人の日本身障運転者支援機構の佐藤正樹理事長がMCを務める形で車イスレーサーである青木拓磨選手のトークショーも開催された。
オフィス清水のブースでは、9月26日に、ヤナセのグループ会社であるヤナセオートシステムズと業務協力することを発表したことを受け、メルセデス・ベンツS550ロングに、カロスピードメノックス(スウェーデン)の手動運転装置に、右側リアドアはスライディングドアシステム(イタリア)、トランクには車椅子収納装置カロリフト40(スウェーデン)を組み込んだデモカーを出展。
また、30系アルファード&ヴェルファイア用のニーズが高いということで、今回は、リアゲートに脱着式スロープFEAL BGR25-3(スウェーデン)を装着。
他にも手動運転装置や昇降リフトアップシート等を組み込んだトヨタ・ヴェルファイアを展示した。