フランクフルトモーターショー見聞録2017 前編
今年も行ってきました! ドイツ・フランクフルトモーターショー。もちろん私の愛車、CLAシューティングブレークのメーカーメルセデス・ベンツをバッチリチェック! 「メルセデス・ベンツの館」はやっぱり凄かった!! そのなかで私、吉田由美が気になったものをピックアップ。
1) 今年の「メルセデスベンツの館」
毎回、気合が入りまくりの地元ドイツ勢。なかでも「メルセデスの館」は今年も凄かった! 単なるガランとしたドーム型のホールのなかに長いエスカレーターを作り、らせん状に展示スペースを作ってクルマを展示するという。1階の真ん中はステージになり、上の階からもステージが見えるようになっています。30~40億円ぐらいかかっているのでは!?
2) 会場で会った自動車メディアの人たちに聞いた「今回の目玉は?」
会場でお会いした知り合いのメディアの方々に聞いたところ、一番多かったのがメルセデスベンツAMG「プロジェクトワン」。F1の技術を搭載したハイブリッドスポーツカーで、1.6リッターV6ターボエンジン。最高速は350km/h。航続距離25kmのEV走行が可能。
3) メルセデスベンツに新ブランドEQ第二弾!
BMWがサブブランドで「i」を作ったのと同様、メルセデスベンツも電動パワートレーンモデルの新ブランド「EQ」のプラットフォームを使った第二弾モデル「EQA」を公開。3ドアハッチバックのEVコンパクトモデル。1回の充電で約400km走行可能。最近のメルセデスベンツのコンセプトカートいった感じ。ライトは流れるライト。
4) なんと! メルセデスベンツにピックアップトラック
こちらはすでに7月に南フランスで発表された「Xクラス」。メルセデスベンツ初のピックアップトラックで、ダイムラーとルノーの共同開発。基本的には日産の新型「NP300ナパラ」と共有し、デザインはメルセデスベンツ。欧州、オーストラリア、南アフリカ、中南米で今年11月に発売。荷台の深さがあまり深くないのが気になります。
5) スマートのワールドプレミア!
スマート・フォーツーの完全自動運転のEVコンセプトカー「スマートEQフォーツー」。自律運転が可能で、将来のカーシェアリングを提案するもの。インテリアにはハンドル、アクセル、ブレーキもなし。スマートフォンなどのモバイルや音声認識などで操作。クルマのドア部分はフロントグリル部分には、自分の好きな画面を映し出すことができるとか。