雲海ナビを使えば高確率で雲海に遭遇できる
ある一定の条件がそろわなければ見られない幻想的な景色、「雲海」。写真やテレビなどで目にすることはありましたが、やっぱり自分のこの目で一度は見てみたいと一大決心! 雲海出現NAVIと三菱アウトランダーを相棒に、女子一人でドライブ、雲海を求めて冒険してきました。
雲海とは山や飛行機などの高度の高い場所から下界を見下ろしたときに、雲が海のように一面に広がっている状態のことを言います。雲海は発生に適した環境や条件が揃わないと見られません。
雲海が発生しやすい季節は主として春や秋。時間帯は夜明け前から早朝。気象状況は、湿度が高く無風状態で放射冷却が起こること。気温は、前夜と次の日の早朝に気温差があるとき。場所は山間部や盆地。
これらの条件を満たした時だけ雲海は発生するのです!
今回雲海の旅へ私を連れて行ってくれたのは三菱のアウトランダーACTIVE GEAR。このクルマ、すごいんです!
キャッチフレーズは「大人の探求心を刺激する」というアクティブなイメージ。外装にパッと目を引くオレンジ色がドアミラーやホイール、ドアサイドガーニッシュなど、随所に使用されていて、わくわくするようなルックスです。
今回試乗したモデルはテールゲートスポイラー、アルミホイールデカール、ブラック×オレンジのフロアマットからなるディーラーオプションのACTIVE GEARコンプリートパッケージが装着されているため、より力強さが強調されていることもポイント。
内装にも、シートやシフトノブにオレンジステッチが施されていたり、先ほど述べたオプションのフロアマットのカラーリングのおかげで、乗り込んだ瞬間から気持ちが明るくなりました。ポップなオレンジ色のパーツとは対照的に、ヘッドライトの形状はシュッと鋭くカッコ良さも演出しており、男子ウケも良さそうだと好印象を受けました。
ACTIVE GEARシリーズはアウトランダーのほかにもデリカD:5にも設定があり、こちらもオレンジ色を散りばめた心躍る仕上がりとなっています。
とくに目を引くのは、グローブボックスのDELICAのオレンジロゴ。D:5のイラストデカールも描かれており、インテリアにビビットな差し色となっています。
なぜオレンジ色なのか。それは「機能の高さを」象徴する色だからだそうです。深い森や悪天候のなかでも目立つ色で、また太陽や炎に例えられる明るさで、持ち主の気持ちを前向きにしてくれる、何か新しいことに挑戦し、ライフスタイルの幅を広げる手助けをしたい、などこのオレンジ色にはさまざまな思いが込められています。
出発は早朝4時、さあ冒険へ出かけましょう!
ところで雲海はどこでどんな時間に見られるか? まったくの無知な私を助けてくれたのは「雲海出現NAVI」。
雲海出現NAVIとは、全国20か所の有名雲海スポットを対象に、雲海の出現をできるだけ正確に予測することを目的とした新システムです。三菱自動車がウェザーニューズ社と連携し、リアルタイムで更新される天候状態、気温、風力、湿度等の気象データ等をインプット。
使い方は簡単で、まずはスマートフォンやPCで週末探検家のサイトへアクセス。トップページで、雲海出現NAVIの検索窓に出発地点を入力し検索ボタンを押すと、一番近い雲海スポットが表示されます。そのスポットの直近の週末の雲海出現率が表示され、また、現地の天候情報をチェックできます。「雲海までのルート案内」を押すと、Google map上で目的地までのルートが表示されます。iPhoneと連動させた地図を見ながら目的地へ向かうことができ、おかげで私も迷うことなくたどり着くことができました。
初めて走る真っ暗な峠道ということもあり最初は不安でしたが、アウトランダーは視点が高いので、見通しよくカーブに進入できました。また峠道の勾配のきつい坂道もぐんぐん登ってくれ、思い切りアクセルを踏み込まなくてもいい力強い走りと4つのタイヤがしっかりと地面をとらえた安定性を体感しました。ステアリング操作も軽く、くねくねした峠道でも疲れにくい印象です。
そして今回ドライブしたアウトランダーは4WD! オプションのS-AWCが装備されていて、2WD走行が基本で滑りやすい路面になると自動的に4WDとなって安定した走行ができる「AWC ECO」、一般的に不安な雪道でも安定性の高い走りを実現する「SNOW」、路面状況に応じて4WDの制御を適切に切り替えてくれる「NORMAL」、悪路はもちろん、通常路面でも4WDらしい力強い走りを実現する「LOCK」モードをドライブシーンに合わせて切り替えられます。
今回走行したのは舗装路で、AWC ECOをメインにNORMALと切り替えて走りましたが、ステアリング操作なりに素直に曲がってくれるところが好印象。そしてこれらのモードを切り替えれば、未舗装の林道を通るシーンや、冬のスノーロードでも安心してクルマに身を任せられるのではないでしょうか。